自分でコーヒーを淹れる時、無意識にたくさんの選択肢に
迫られていることに気づいていますか?
たった1杯のコーヒーはこの選択肢によって風味が左右されているのです。
Contents
第一の選択:コーヒー豆の選択
ますは当然ながらどのコーヒー豆を使って淹れるのか選択します。
コーヒー豆といっても
産地や品種、精製方法、等級、焙煎度などによっても
好みが分かれます。
またはコーヒーの風味や香りから選択するパターンもあります。
毎日たくさんのコーヒーを飲んできた人ほど
それぞれの個性を知った上で一つ選ばないといけないので
ここはかなり時間をかけてしまう選択肢となってしまいます。
ただコーヒー豆とは賞味期限がそう長くはないものなので
たくさんのコーヒー豆をストックしている人は
そういないかなと思われます。
私も基本的に2~3種類のコーヒー豆があって
少なくなってきたら新しく焙煎するもしくはお店で購入する
のがルーティンとなっています。
第二の選択:抽出方法の選択
どのコーヒー豆を淹れるか決めたら次は
どの抽出方法でコーヒーを淹れるかを選択します。
例えば「浸漬式」か「透過式」かによって
仕上がりのコーヒーは大きく異なります。
ここで大切なのは選んだコーヒー豆の個性を
最大限に引き出せる抽出方法を尊重することです。
簡単にまとめると
雑味のないクリアな味わいなら透過式(ペーパードリップやネルドリップなど)、
コーヒー豆本来の風味を楽しみたいなら浸漬式(プレスやサイフォンなど)
といった決め方になります。
他にもホットではなくアイスで淹れたいならば
水出しコーヒーや氷出しコーヒーといった選択肢になります。
第三の選択:抽出器具の選択
抽出方法が決まったなら流れで抽出器具を決めていきます。
一番悩ましいのはペーパードリップで淹れる際の
”ドリッパー選び”です。
サイフォンやフレンチプレスなどは
そんなに多くの種類を持っていない人が多いと思われますが、
ドリッパーに関しては2~3個ほど持っている人もいれば
何十個と持っている人もいることと思われます。
私も数えたことはありませんがいくつか所有しています。
ドリッパーは水はけの速さや素材などでコーヒーの風味に違いが生じます。
なのである程度ドリッパーの特徴は把握しておく必要があります。
第四の選択:抽出の分量の選択
いよいよコーヒー抽出となりますが、
抽出のレシピも様々な選択が求められます。
・何グラムのコーヒー豆を使うのか
・メッシュはいくつで挽くのか
・抽出量はどのくらいを目途にするのか
・湯温は何度
・ペーパーリンスはするのか(ペーパードリップの場合)
・最後まで落としきるのか
・何回注湯するのか
選択肢を挙げるとキリがないです。
抽出レシピは淹れていく内になんとなく
自分の好きな分量とかが出てくるのかなと思われます。
もしまだ見つけれてないという人は参考までに
有名な4:6メソッドの淹れ方の記事を見てみてください↓
第五の選択:カップの選択
出来上がったコーヒーを仕上げてくれるカップ選びも重要な選択となります。
カップの色や飲み口の厚みによっても
コーヒーの風味は僅かながらも左右されるのを知っていますか?
見た目の華やかさ、もしくはシンプルで落ち着いた色味など
自分の気分が上がるデザインのものを選ぶというのも大切です。
個人的にはorigamiカップがすごく気に入っています(笑)
カップの選び方については下記を参照ください↓
最後に
たった一杯のコーヒーを淹れるのに大きく分けても
5個の選択がなされているのですね。
その中でもまだいくつかの選択があるため
実際にはたくさんの選択をした上での一杯であります。
なので至極の1杯に出会うのは”キセキ”に近いといってもいいのではないでしょうか。
私はまだまだ美味しいコーヒーを追い求めている
途中でこれから先もたくさんの選択からコーヒーを淹れていくことと思われます。
正解のない旅ではありますが、面白いものです。
何か一つ選択肢を変えるだけで仕上がりが違ってくるのですから。
みなさんも明日からコーヒーを淹れる際に
意識して選択をしてみると違った一杯ができるかもしれませんよ?
最後までお読みいただきありがとうございました。