以前、ドリップバッグコーヒーのレビュー記事を書かせていただいた際に、軽く作り方についても触れさせていただきましたが、今回はドリップバッグの作り方をメインに書いていきたいと思います。
作り方は非常に簡単ですので、難しく考える必要はありません。
すばりお好みのコーヒー豆を準備し、粉に挽いて、シーラーで袋を圧着するだけです!
Contents
ドリップバッグを作るために必要なもの
- ドリップバッグフィルター
- シーラー
- コーヒー(10g)
- アルミ袋
ドリップバッグフィルター
ドリップバックフィルターは100枚入りで約1110円ほどで、
Amazonや楽天、Yahoo !ショッピングに売っていました。
もちろん珈琲資材の専門店や業務用のお店なんかでも売ってありますので、
実物を見て購入したい方は探されてみてください。
ちなみにドリップバッグフィルターは100均一のお店にも売ってありました。
ひとむかし前と比べて、コーヒーが世間に着々と浸透してきているのを感じます。
色々と試してみましたが、基本的にはフィルターによる味の違いはあまりないようです。
アルミ袋
私がここ数年間愛用しているアルミ袋です。
たまに売り切れてしまうことがありますので、
こまめに確認してはおりますが、
万が一、売り切れていた場合は申し訳ありません。
アルミ袋は以前まではかなり安かったのですが、ここ最近は結構値上がりしてきました。
近頃ではコーヒー豆以上に資材の値上がりの方が厳しいように感じます。
シーラー
シーラーは価格が安いものでも、普段使用していて大きな問題はありません。
袋を熱圧着するだけなので、よほどのことがない限り味にも違いは出ないです。
ただし安価なものでは、連続使用や長いスパンでの運用には難があるようです。
自作ドリップバッグをお試しで作ってみようと考えている方以外は、一万円くらいの少し高めのものを選んだ方がいいかもしれません。
残念ながら私が現在使っているものは売り切れてしまっていたので、以前使っていたものを貼っておきます。
シンプルな見た目から使い方も分かりやすく、使い勝手も悪くないためおすすめです。
最近ではドリップバッグフィルターと空袋、作成したドリップバッグを入れる梱包箱が、
セットになったものも売り出されていましたのでそちらもオススメです。
こちらの商品の内訳はドリップバッグフィルター50枚、空袋50枚、梱包箱5箱となっております。
ドリップバッグの作り方
準備が出来たところで、早速作り始めましょう!
といっても、特に難しいこともありません。
まずは、コーヒーを粉に挽きます。
好みの粗さでオーケーです。今回はおおよそグラニュー糖サイズで挽いております。
ちなみに参考までに飲んでみたのですが、
スタバやドトールなどのドリップバッグは細挽きで豆を挽いているようでした。
挽いたコーヒー粉をドリップバッグに入れて、圧着します。
ドリップバッグフィルターが圧着出来たら、次はアルミ袋に入れて圧着します!
今回使用しているシーラーが安価なため、熱が安定せずしっかり時間を掛けて圧着する必要があります。
この時にカーラーなどがあると綺麗に挟めて便利です。
もちろんなくても出来ます。
よくある失敗例としては、斜めに圧着してしまったり、時間が短くて圧着出来ていないといったことでしょうか?
どれもやり直せば問題ないです。
ただし、あまり時間をかけ過ぎると熱でドリップバッグフィルターが、
溶けてしまうこともあるので気をつけましょう。
ここが凄いよ自作ドリップバッグコーヒー
外出先でコーヒーを注文するよりもドリップバッグを持参した方が経済的
参考までに私たちが普段飲んでいるコーヒーの大まかな値段をまとめてみました。
・コンビニコーヒー 100円
・コンビニスペシャリティコーヒー 120〜500円
・自動販売機の缶コーヒー 120円
・カフェ 300〜500円
この中でも特にカフェなんかでは少し質が良い豆を注文すれば、
一杯1000円以上のコーヒーもざらにあります。
一方、ドリップバックコーヒーは豆の質にもよりますが、100gあたり700円の豆で作ったとすれば、94.8円で作成することが出来ます。
(内訳:コーヒー豆70円、ドリップバック10.8円、アルミ袋14円)
カフェで一杯1000円するようなコーヒーも100円ちょっとあれば作れます。
もちろん、作る手間やカフェのおしゃれな空間などを考えれば単純に価格だけで比較出来ませんが、ドリップバッグコーヒーが経済的であることは間違いありません。
お気に入りのマイカップに出番を!
ドリップバッグコーヒーではお気に入りのマイカップを職場に準備しておけば、いつでも手軽にコーヒーを味わうことが出来ます。
簡単に淹れられるので、ちょっとした息抜きにぴったりです。
わずかな時間でコーヒーの良い香りにリフレッシュできることでしょう。眠たくなる午後の時間もこれがあれば乗り切れます。
他にもアウトドアで外に出ていても、手軽に淹れることが出来るドリップバッグと持ち運べるマグが1つあれば、あとはお湯を準備するだけです。
荷物も少なく簡単に淹れることができます。
マイカップの準備がどうしても難しい場合は、100円均一のお店にある紙カップでも十分代用が可能です。
新鮮かつ好きな豆で自由に作れる
自分の好きな豆で、好みの焙煎度で、新鮮な状態でドリップバッグコーヒーを作ることが出来ます。
自分の好きなコーヒーを持ち歩けることは、コーヒー好きの方にとってはそれだけで作る価値があるといえるでしょう。
ちょっとした贈り物にも
私が個人的にドリップバッグコーヒーを自作出来るようになって、
良かったと思う一番の理由はこれです。
ご近所や親戚などちょっとしたお礼や訪問先の手土産にも喜ばれます。
以前、営業先でたまたまコーヒーの話題で盛り上がり、
次の訪問のネタにドリップバッグコーヒーを持参したことがあるのですが、
その時は非常に喜んでいただき今でもコーヒーを一緒に楽しむ仲になることが出来ました。
会話のネタやちょっとしたお礼にはオリジナリティ溢れるドリップバッグコーヒーが最適です。
ドリップバッグコーヒーのデメリット
導入コスト
初期費用が若干痛いです。
といっても、普段からコーヒーを淹れている方であれば、一万円ちょっとのシーラーとドリップバッグフィルター、アルミ袋を買うだけですぐにでも始められますので、一万二千円ほどあれば出来ます。
やや高いシーラーを買ったとしても、自作ドリップバッグコーヒーは満足度も高く、
長期的にみればかなりお得ではあります。
人によっては面倒かも?
コーヒーを淹れることは良いリフレッシュにもなりますが、
人によっては面倒だという方もいらっしゃるでしょう。
節約と思って始めても途中で面倒になって、長続きしない可能性があります。
そういった方は素直にコンビニでコーヒーを買った方が結果的に安くつくかもしれません。
まとめて作り置きができない
ぶっちゃけて言えば出来ないというわけではありませんが、鮮度の関係であまりオススメはできません。
粉の状態にしたコーヒーは思っている以上に劣化が早いです。
朝忙しくどうしても時間が取れない方は、
脱酸素剤をアルミ袋内に同封して酸化を抑える方法もあります。
実際に自作したドリップバッグコーヒーを飲んでみた
では、実際にドリップバッグでコーヒーを淹れて飲んでみたいと思います。
ドリップバッグコーヒーを淹れる際は、お湯を注いだ後1分ほど浸して置くと、味が出て美味しいです。
「え?1分おくの!?」
と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
イメージ的には、透過法と浸漬法の良いとこ取り的な感じです。
うちの祖母も煮物を作る際は、一晩置くと味が染み込んでおいしいと言っていました。
多分、そんな感じです。
今回はブラジル サントスNo.2を使いましたが、香りも味も良く出ていて美味しいです。
豆の特徴、風味もしっかり感じる事が出来ます。
場所を選ばない手軽さで、中々のクオリティです。
こんな時にどうですか、ドリップバッグ
ドリップバッグコーヒーの最大のメリットは手軽さです。
カップラーメン並みにすぐ出来て、持ち運びに場所もとりません。
キャンプや登山のアウトドア、なかなか抽出器具を持ち込めない職場でも重宝します。
私も職場にお気に入りのカップを置いておき、朝自作したドリップバッグを午後に楽しんでいます。
好きな豆を新鮮なドリップバッグに出来るため、味もかなりのクオリティで楽しめます。
それも自作ならではですね!
是非、一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。