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ラテアート とは?
ラテアート とは温めたミルク(スチームドミルク)や、
ふわふわに泡立てたミルク(フォームドミルク)を、
エスプレッソに注いでコーヒーの表面に絵柄を描いたものを指します。
発祥は1980年代のイタリア ミラノと言われており、
エスプレッソが世界に広まるのと共に世界中に広まっていきました。
その見た目の美しさと滑らかなミルクの舌触りから
女性を中心に人気のカフェの定番メニューです。
まろやかなミルクがコーヒーの苦みを抑えて、
カフェインの刺激を抑えてくれる効果もあります。
コーヒーは好きだけどお腹が緩くなるから苦手なんて方にもおすすめですね!
しかし蒸気で泡立てるフォームドミルクなんて、
専用の器具がないと作れないと思っていませんか?
実は自宅でコーヒーを淹れる人なら持っているある抽出器具を使えば
簡単にフォームミルクを作ることができます。
ある抽出器具とは一体何でしょうか?
フレンチプレスでフォームミルクが作れる?
フォームミルクを作れる抽出器具とは
ずばり『フレンチプレス』です。
フレンチプレスとは本来、
コーヒー豆本来の風味をダイレクトに抽出できる器具として有名です。
耐熱性の本体とコーヒー豆の侵入を防ぐ目の細かいフィルターが
フォームミルクを作るのに重要な役割を果たします。
フレンチプレスを使った『フォームミルク』の作り方
<必要なもの>
・フレンチプレス
・牛乳
・電子レンジ
①フレンチプレス本体に牛乳を入れます。
②電子レンジで60~65°になるまで加熱します。
(私は牛乳200mlに対して500Wで1分50秒加熱しています)
③プランジャーをセットし、牛乳の半分から上の範囲を空気を含ませるように3~5回ほど攪拌します。
(力強く攪拌すると中身が飛び出す可能性があるので優しくしてください)
④続いて下半分の範囲を細かい泡を作るイメージで攪拌します。
⑤ある程度攪拌したらプランジャーを外し、
トントンとテーブルに叩いて表面の大きな泡をとります。
これでフォームミルクの完成となります。
少ない器具で簡単に自宅でフォームミルクを作ることができます。
実際にラテアートをしてみた
<必要なもの>
・フォームミルク(先ほど記述したレシピで作ったもの)
・インスタントコーヒー 大さじ1(15g)
・お湯 大さじ1
・コーヒーカップ
エスプレッソコーヒーを淹れる器具を持っていない方でも
インスタントコーヒーを使ってラテアートをすることが可能です。
家庭にエスプレッソマシーンを置くのはなかなか困難であります。
インスタントコーヒー大さじ1に対して
お湯大さじ1で溶かします。
かなり濃ゆそうな色ですがこれがエスプレッソの代わりとなります。
後はそこにフレンチプレスで泡立てたフォームミルクを
注ぎながらアートを描いていくだけです。
私も初めてラテアートに挑戦しましたが、
1か月経った今でもコツを掴めず苦戦しています。
ですが楽しいもので毎日1杯はラテアートを淹れて
楽しくお家時間を過ごしています。
スーパーなどで比較的安価に購入できる商品だけで
ラテアートができるなんて驚きました。
ラテアートをする際には口が広く厚みのある
コーヒーカップをおすすめします。
口の広いものの方がミルクを注ぎやすく、
厚みのあるカップの方がミルクのふんわりした口当たりをより感じることが
できるためです。
ミルクをより楽しめる設計がされたラテ専用のカップなどもございます。
興味のある方はぜひラテアートに挑戦してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。