コーヒー豆の賞味期限を正しく理解しよう

スポンサーリンク
この記事は約5分で読めます。

コーヒー豆の賞味期限

コーヒー豆の賞味期限は一般的に豆の状態で焙煎から2ヶ月ほどで、粉に挽いた状態では7〜10日ほどだと言われています。

ですが、これはあくまで未開封の状態で指定された方法で保存をした場合においてのみです。

そうです。
賞味期限とは未開封かつ指定された方法で保管をした場合にのみ、品質が変わらず美味しく食べられる期限のことを指しているのです。

しかし、どうでしょう?

常識的に考えて、100g単位で買うようなコーヒー豆が未開封のまま置かれている状態なんてまずないですよね。

メーカー側からしても、開封後の賞味期限まで保証しろ、と言われても困る話かもしれませんが、我々消費者は、ことコーヒーの「美味しく飲める期限」については自身で判断しないといけないわけです。

そこで今回はコーヒーの「美味しく飲める期限」を判断するために、コーヒーの劣化の原因適切な保存方法について説明させていただきたいと思います。

コーヒー豆の主な劣化の原因

湿気による劣化

コーヒー豆は小さな穴がたくさん空いた多孔質構造になっています。
そのため空気中の水分を吸収しやすく、湿気の多いところでは豆の状態であっても1〜2日で劣化してしまい、ドリップ後のコーヒーであれば1時間もせずに劣化します。

いわゆる加水分解反応ですね。
焙煎によって生じたクロロゲン酸ラクトンやキナ酸ラクトンが空気中の水分と反応することで、クロロゲン酸やキナ酸に戻り、コーヒーが酸っぱくなります。

コーヒーは必ず湿気のないところで保存しましょう。

香りが空気中に逃げる

コーヒー豆の香り成分は揮発性が高く、焙煎直後から空気中へと逃げ出しています。
鮮度が悪いとコーヒーが膨らまないと言われているのはこのためです。

これは開封後ですと防ぐことが難しいのですが、密閉容器に入れることで少しでも香りや炭酸ガスの流出を抑えることができます。

こちらの劣化は豆の状態で10〜15日で違いがわかるほどに進行していくとのこと。
そのため自家焙煎のお店などではよく2週間以内にコーヒーを飲みきるように言われることが多いようです。

コーヒー豆を粉の状態にすると、表面積が大きくなり、内部にある香りも爆発的に逃げ出していきます。
出来るだけコーヒーを淹れる直前に豆を挽くようにしましょう。

酸化による劣化

コーヒーに含まれる脂肪酸が酸化していくことによる劣化で、油の傷んだような匂いと酸っぱさを招きます。

およそ7〜8週間ほどで劣化していくと言われており、賞味期限がおよそ2ヶ月と言われている根拠はこれですね。
密閉することで湿気から守り、香りが逃げないようにしているコーヒー豆も、酸化からは免れないようです。

最近では、窒素で充填することでより賞味期限を延ばしているところもあるようですが、一般的にはおよそ2ヶ月と言われています。

コーヒーを「美味しく飲める期限」を伸ばす保管方法

小分けにして冷凍保存

ベストな保管方法は密閉容器に一杯分ずつ小分けにして入れて冷凍保存することです。

この状態であれば、私の経験上一年経過した豆もそれなりに美味しく飲むことが出来ました。

密閉容器に小分けにすることで出し入れの際の結露から豆を守り、冷凍保存することで酸化と加水分解反応の進行をなるべく抑えることが出来ます。

アルミ袋で保存

最近ではコーヒーの香りを逃さず、ガスだけを外に出すバルブ付きアルミ袋がメインになってきています。
アルミ袋は遮光性が高く、チャック付きなら密封でき、香りも漏れにくいためコーヒー豆の保管にぴったりです。

コーヒー豆を買った際に、アルミ袋に入れられていればそのまま使ってしまいましょう。
常温でも賞味期限に近い期間の保存が可能です。

キャニスターで保存

オシャレかつコーヒー豆を保存するために作られています。
ガラス製で香りが漏れず、密封ができます。ただ遮光性がないので直射日光のみだけでなく、光に当たらないように保存しましょう。

こちらも賞味期限に近い保存が可能です。

タイトルとURLをコピーしました