コーヒー豆の正しい保管方法

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みなさん、突然ですがみなさんコーヒーの風味を保つ正しい保存方法を知っていますか??

美味しいコーヒーを楽しむためには正しい保管方法を知ることから始めましょう。

正しく保管することでキレイに膨らむドリップを実現することが可能になります。

新鮮なコーヒーを抽出している様子
膨らんだコーヒー抽出

なぜコーヒーの風味が落ちるのか?


コーヒー豆の保管方法によく“密封容器にて保管してください”というワードを目にすることでしょう。

なぜかというとコーヒー豆も人間と同様に呼吸をしています。
つまり空気に触れることで酸化が起こり結果、劣化が進んでいくというわけです。

コーヒー豆というのは他の生鮮食品と異なり、劣化していても見た目では判断するのが難しく、焙煎日を把握していないと淹れてみてからガックリさせられることがほとんどでしょう。


しかし焙煎直後のコーヒー豆は大量の二酸化炭素を放出します。
あまり密封しすぎてしまうと放出された二酸化炭素によってフタが押し上げられて、下手するとフタがはじけ飛んでしまうので程よくガスを抜ける容器にて保管するのが好ましいです。



さらに豆を挽いた後の粉の状態では空気に触れる表面積が大きくなるため、さらに香りがはやく抜けてしまいます。

焙煎したてでガスが抜けている様子
ガスが抜けている様子

焙煎直後の豆が1番美味しい??

私がコーヒーに興味を持ち始めた頃に焙煎したてのコーヒー豆が一番美味しいと耳にしたことがありました。

しかし、それは大きな間違いです。
というのも先ほど話したように焙煎直後のコーヒー豆は二酸化炭素を多く含んでおり、抽出した際にガスが抜け、邪魔をして味が安定しないのです。

したがって、いつもと同じ淹れ方であっても薄い風味になってしまいます。

では、どのタイミングでコーヒーを淹れるのがいいのでしょうか?
バランスの取れたベストな状態で淹れるには、焙煎した日から2〜4日置いて落ち着かせた豆が良いと言われています。

ベストなタイミングで淹れたコーヒー
ベストなタイミングで淹れたコーヒー

正しいコーヒー豆の保管方法


ここでコーヒー豆を保管する際に気を付けておきたいポイントを4つまとめてみました。
・湿度のない場所
・酸化しないよう空気に触れない容器に入れる
・直射日光の当たらない場所
・温度の高くない場所

ではポイントごとにもう少し詳しくみていきましょう。

湿度のない場所


コーヒー豆にとって最も嫌がるのが湿度(水気)になります。

湿度の高いところではコーヒー豆が湿気ってしまい、風味が格段に落ちてしまうのです。

特に焙煎した後のコーヒー豆は目に見えない小さな穴(多孔質)があるので湿気には敏感なほど注意をしたほうがよいかと思われます。

酸化しないように空気に触れない容器に入れる


またかと思われるかと思いますが、何回も言うように空気に触れることで酸化が進んで、味の劣化に繋がります。

この酸化を防ぐためにキャニスターを使用しているお店を多くみます。
家庭で保管する際にもこのキャニスターは生活用品店や100円ショップなど様々なお店で販売されているのでお手軽に入手できるのも利点の一つです。

直射日光の当たらない場所


なんとコーヒー豆は光にも気を遣う必要があるのです。

というのも太陽光に含まれる“紫外線”こそがコーヒー豆の劣化を進める作用があるからです。
もちろん直射日光に限らず、蛍光灯など照明類も同様の理由でよくありません。

温度の高くない場所


これは簡単な話で、コーヒー豆は生鮮食品と変わらないため、温度が高いところでは痛むスピードが速くなってしまうのです。


このようにコーヒー豆はかなり繊細なため十分な注意が必要となります。

コーヒー豆の保管容器

ここまでで紹介したポイントを踏まえた上でコーヒー豆を保管するのに優れた容器をご紹介します!

とその前に容器を選ぶ際には、「サイズ」と「素材」にポイントを置いて選びましょう。

まずサイズにおいては家庭用であれば100~200g入る大きさのものであれば十分と考えられます。


次に素材ですが、種類によって効果が様々異なるのでまとめてみました。

<ガラス製の容器>
ガラス製の容器、特にキャニスターは密封性に優れているため空気に触れず湿度や気温にも大きく左右される心配はありません。

ただ難点としては光が入ってしまうことが懸念されます。
暗所で保存をしましょう。

ハリオ キャニスター
ハリオ キャニスター



<プラスチック製の容器>
実はプラスチックはとても優秀で、しっかり密封されるものを選べば光も通さないので安心して保管ができます。

ガラスに比べて軽くて扱いやすいのもポイントですね。


<アルミ袋>
私が最近かなり注目しているのがアルミ袋になります。

アルミは光の遮断力において一番優れています。
また物によってはバルブといって外からの空気は入らない代わりに中の空気をほどよく排出してくれる穴の開いたものもあるため全ての条件をクリアしています。

わたし自身もコーヒー豆を販売していますが、アルミ袋を採用させていただいています。
もちろんバルブもついていますので、この袋のまま保管していただいて大丈夫です。



最後にお店でコーヒー豆を購入すると大抵の場合、紙製の袋に入っていることが多いかと思われます。

しかしその袋のまま保管をせず、自宅で容器またはアルミ袋に移し替えることを推奨します。
あくまでも簡易的な包装のようなものであるためそのままでは空気が入り酸化が進んでしまうためです。

コーヒー豆に賞味期限はある?

コーヒー豆にはっきりと賞味期限が表記されていることはありませんが、風味を保てるのにはやはり期限があります。

<コーヒーが美味しく飲める期間の目安>
コーヒー豆の状態:2〜3週間以内
コーヒーを挽いた状態:1〜2週間以内

この期間内に飲みきれる量を購入するとよいかと思われます。

どうしても長期で保存したいときは??

「上の期間ではどうしても飲みきれない」というときは、コーヒー豆をファスナー付きの食品用保存袋に入れて冷凍庫での保存というのをよく聞きます。

ですが、これは本当にどうしてもという時以外にはしないでほしいなというのが率直な思いです。

さっき話にでましたが、コーヒー豆は水分に弱いです。
もし冷蔵庫や冷凍庫にて保管を行うと、取り出した際に温度の差によって水分が発生します。
これはどれだけ気を付けてもほぼ100%の確率で発生してしまいます。

ということは味の劣化が僅かであっても起こっていることになります。

なるべくコーヒーは美味しい状態で楽しんでいただきたいのでこの方法は本当に最終手段と意識してもらえると嬉しいです。


ちなみに冷凍保存すると1ヶ月ほどの保管ができます。
しかし、冷凍していた豆を解凍してから使う際に注意点がいくつかあります。

まず豆が冷たいまま挽いたり抽出したりすると通常より味や香りが損なってしまいます。
なのでしっかり常温に戻してから使うようにしましょう。

また、外気との温度差によって水滴がついて豆が湿気ってしまうので、一度に使う分ずつに小分けして保管してください。

最後に


以上の保管方法によって、より美味しいコーヒーをご家庭で楽しんでいただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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