自宅でコーヒーを淹れる人は増えてきていますが、
ドリップスタンドを使って抽出している人はそう多くはないようです。
インスタでアンケートを募ったところ以下の結果となりました。
フォロワーさん(約1,000人)の内7割以上の人が
ドリップスタンドを使用していないということがわかります。
ドリップスタンドは抽出に必要なのか?
その役割についてみていきましょう。
Contents
ドリップスタンドの役割
ドリップスタンドとはドリッパーを支える器具になります。
なくてもコーヒーを淹れることはできるため
使用していない人が多い結果となったのでしょう。
しかし、ドリップコーヒーをより楽しみたいならば
ドリップスタンドは欠かせないアイテムとなります。
ドリップスタンドをオススメする3つのポイントがこちらです。
①高さを調節できる
②抽出量を目視することができる
③映えるドリップ風景
①高さを調節できる
ドリッパーをコーヒーサーバーに置いて抽出すると
決まった高さでしか抽出することができません。
しかしドリップスタンドを使うと
ドリッパーの高さを調節することができるため、
自分の身長に合った高さで楽な注湯が可能となります。
ストレスなく注ぐこともまた美味しいコーヒーを淹れる秘訣です。
②抽出量を目視することができる
基本的にコーヒーサーバーにはカップ数やccなどの目盛りが付いているものがほとんどです。
そのため普段は抽出量が目視できずとも困りませんが、
カップなどに直接注ぐ際には別の話になってしまいます。
カップにドリッパーをセットすると中の様子が全く見えず、
下手したらコーヒーが溢れてしまったなんていう失敗をした人もいるのではないでしょうか?
例えスケールを使っていたとしてもスケールは注湯量を量っているため
実際に抽出された量を正確に把握することができません。
そんな時ドリップスタンドを使用すれば
ドリッパーとカップの間に隙間ができるため
抽出量を常に確認しながら注湯することができます。
理想の抽出量でのドリップを可能とします。
③映えるドリップ風景
ドリップスタンドを使って抽出するだけで
本格的なドリップの演出ができます。
まるでカフェに来たような気持ちでコーヒーを淹れると美味しく感じたりしますよね。
ドリップ風景を撮影する方などにもぜひオススメです。
ドリップスタンドの種類と選び方
ドリップスタンドは大きく3つの種類に分けることができます。
それぞれ特徴を知り自分のドリップスタイルに合うものを見つけましょう。
輪っかにドリッパーをセットするタイプ
ドリッパーをセットする輪っかのような部分が付いた
タイプのドリップスタンドは、
抽出の様子が一番見やすいという特徴を持っています。
ドリッパーとサーバーの間を遮るものがなく、
ドリッパー内のお湯の動きも見えるため安心して抽出することができます。
ただ、ドリッパーをセットする部分に
フィットするドリッパーでないと使用できないので
十分なサイズ確認が必要です。
このタイプのドリップスタンドでオススメしたいのが
『TIMEMORE MIRROR2』になります。
このドリップスタンドは土台がスケールとなっており、
抽出時の注湯量・抽出量・時間を同時に計測することができます。
ドリップスタンドを使うとスケールを置けないデザインが多く、
正確な計測が難しいといった問題をクリアし、
さらに注湯量と抽出量を同時に計測できる、
これ以上機能性に優れた製品はないです。
かなり値の張る価格ではありますが、
それだけの機能性とデザインに秀でた器具となっています。
相場 | 24,000円 |
サイズ | 幅20㎝×奥行15㎝×高さ24.5㎝ ドリッパー部分 内径8.5㎝ 外径9.5㎝ |
素材 | シリコン |
ドリッパーをはめるタイプ
ドリッパーをはめるタイプのドリップスタンドは、
注湯中にドリッパーがずれる心配がなく
一番安定感のあるタイプとなっています。
また頑丈なものが多く長く愛用することが
できるのも特徴の1つとして挙げられます。
ドリッパーをはめるタイプでオススメしたいのは
『HARIO v60 オリーブウッドスタンド』です。
スタンド全体に落ち着いた色味とあたたかみのあるタッチの
”オリーブの木”を使用しています。
デザイン性だけでなく硬く丈夫な耐久性にも優れています。
元々HARIOv60ドリッパー専用に作られましたが、
他のドリッパーでも使用することができます。
収納にスペースを取ってしまいますが、
お部屋に馴染みやすいナチュラルなデザインのため
インテリアとして置くのも良いかと思われます。
相場 | 8,000円 |
サイズ | 幅15.6㎝×奥行16㎝×高さ24.8㎝ |
素材 | 木(オリーブ) |
ドリッパーを乗せるタイプ
ドリッパーを乗せるタイプのドリップスタンドは
主に横長なデザインが多く、
1度に2杯以上の抽出を行うことができます。
また上に乗せるだけでいいのでドリッパーの形を問いません。
ドリップスタンドを選ぶにあたって
ドリッパーのサイズに合うものを選ぶことが一番の難所です。
そのためドリッパーの形を問わないこのタイプは
非常に便利で実用性に優れています。
オススメしたいドリップスタンドは
『romo 8mm ドリップスタンド』です。
このドリップスタンドは強度が高い8㎜の六角レンチでできています。
ドリッパーは最大2個まで置くことができるので同時に2杯の抽出が可能となります。
また乗せたドリッパーを横にスライドさせて
スムーズに抽出を終わらせることができます。
収納のスペースを取らず比較的リーズナブルな価格
なので手に取りやすい商品となっています。
相場 | 3,000円 |
サイズ | 幅26㎝×奥行13㎝×高さ15㎝ |
素材 | 8㎜六角レンチ |
安定したドリップとスタイリッシュなドリップスタイルを
求めている方はぜひドリップスタンドを使ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。