カーボニックマセレーションとは?
カーボニックマセレーションとは日本語で炭酸ガス浸漬法と呼ばれる生産処理で、
元はボジョレヌーボなどのワインの醸造で行われていたものが、
近年になってコーヒー生産にも取り入られた形になります。
コーヒーチェリーを摘んだあとの生産処理の段階で、
二酸化炭素で満たしたタンクの中で嫌気発酵をすることで、
いつもとは異なった風味に仕上がるそうです。
2018年WBrC(World Brewers Cup)でもカーボニックマセレーションで処理されたコーヒーが使われていたことは記憶に新しいですね。
比較的新しい生産処理にはなっておりますが既に一般にも普及し始めており、
私も今回カーボニックマセレーションの生豆を手に入れることが出来たので、
レビューしていきたいと思います。
カーボニックマセレーション処理された生豆・焙煎豆

こちらの豆はブラジル グアリロバ農園のイエローカトゥカイです。
精製方法はナチュラルで、カーボニックマセレーションで処理をされたものになります。
やや色が暗めで、発酵豆臭がする?気がする。
といっても、見た目はほとんど変わらないみたいです。

こちらは同じくブラジル グアリロバ農園のイエローカトゥカイ ナチュラルです。
カーボニックマセレーションで処理されていないものですね!
どちらも花のような甘い香りがして、生豆の時点で美味しそうです。

カーボニックマセレーションで処理された豆を焙煎してみました。
通常のものと比べると、加熱初めの香りや1ハゼの時香りが酸っぱいような気がします。
といっても、マジでほとんど変わりませんw
ここまでで劇的な違いはないみたいですね。
カーボニックマセレーション有or無で飲み比べ

マジで劇的な違いはないですね笑
ただ嫌な渋みは消えた感じがあります。
日和コメントですが、どちらも美味しいです。
ワインだと結構特徴的な感じがあるのですが、
コーヒーに関していえば並べて比べてみないと、
わかりづらい程度の違いしか感じられません。