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水出しコーヒーとは
コーヒーといえば、
お湯を注いで抽出するのが一般的な淹れ方とされていますが、
水を使って抽出する方法もあります。
水出しコーヒー(またはコールドブリュー)と呼ばれており、
スッキリとした雑味の少ない風味が特徴です。
水出しコーヒーはコーヒー粉と水さえあれば誰でも簡単に淹れることができます。
昔ながらな趣のある喫茶店などに行くと
大きなフラスコのような器具を目にしたことありませんか?
あれも水出しコーヒーの器具です。
大きな器具から一滴ずつ丁寧に抽出されたコーヒーは深いコクで昔から好まれてきました。
そんなコーヒーをポットさえあれば自宅で誰でも簡単に淹れることができます。
水出しコーヒーの器具の選び方
水出しコーヒーの器具にも様々なものがあるので
悩んだら使う用途や目的を明確にして選ぶと良いです。
主なポイントは以下の3つになります。
・種類
・予算
・使い勝手
種類で決める
水出しコーヒーには「滴下式」と「浸漬式」があります。
滴下式は点滴のように一滴ずるゆっくり抽出する方法、
浸漬式はコーヒー粉を水に漬からせて抽出する方法です。
喫茶店なんかで目にするのは滴下式になります。
どちらも美味しいコーヒーを淹れることができますが、
滴下式は水の落ちるスピードを自分で調整するため少しレベルが上がります。
予算で決める
水出しコーヒーの器具は滴下式と浸漬式(ポット型)によって大きく値段が異なります。
滴下式の抽出器具はいいお値段のものばかりです。
それだけコーヒーの抽出にこだわり、情緒あるコーヒーを楽しめます。
一方ポット型はリーズナブルな価格(1,000円台~)で
色んなデザイン・サイズのものが揃っています。
使い勝手で決める
持ち手はついているか、手入れはしやすいか、
ストレーナーは微粉を抑えてくれるかなど
ある程度の使い勝手の良さも決め手の一つとなります。
せっかく買うなら長く使っていきたいものです。
なので手入れがしやすい、使い勝手の良いものを選びましょう。
簡単に美味しく淹れられる水出しコーヒーポット
『HARIO 水出し珈琲ポット』
相場:¥1,320
オススメポイント
・誰にでも使いやすいシンプルな造り
・リーズナブルな価格
シンプルなデザインと誰にでも簡単に水出しコーヒーを作ることができる点から水出しコーヒーの器具の中でも人気を集めています。
ストレーナー(コーヒー粉のフィルター部分)は取り外し可能で手入れしやすいため長く愛用できます。
サイズも5杯用と8杯用の二つから選べるので
自分の生活に合ったものを見つけることができます。
『リバーズ ウォールマグタンブラー バール コールドブリュー』
相場:¥1,815
オススメポイント
・そのままタンブラーとしても使える
・アウトドアに最適
こちらはストレーナーを取り外すとそのままタンブラーとして使用することができます。
なので前日にコーヒーを仕込みをしておいて、
次の日職場にコーヒーを持っていくことができます。
さらに車のドリンクホルダーにハマるサイズなので持ち運びに向いています。
職場やドライブ、アウトドアなど色んな場面で
活躍する水出しコーヒーの器具となっています。
KINTO PLUG アイスコーヒージャグ
相場:¥2,500
オススメポイント
・1.2Lも入る大容量
・密閉性の高いフタ
水出しコーヒーのポットは大体500~1000mlサイズが主流ですが、
こちらは1.2Lまで入る大容量タイプとなっています。
一気にたくさん仕込みたい方には助かります。
またフタは回してしめる仕様となっているため
しっかり閉めればこぼれる心配もありません。
この機能性で2,500円相のコスパの良さに
お手上げです。
おしゃれなデザインで映える水出しコーヒーポット
『HARIO コールドブリュー コーヒージャグ』
相場:¥6,600
オススメポイント
・おしゃれなデザイン
・ストレーナーのメッシュが細かい
全部ガラスでできているため少し高級感のあるデザインとなっています。
細かいメッシュの細長いストレーナーが微粉をガードし、
あっさりとしたコーヒーに仕上げてくれます。
ストレーナーを外すとフタがしっかり閉まらない点だけご注意ください。
『KINTO CAPSULE コールドブリュー カラフェ』
相場:¥2,750
オススメポイント
・360°どこからでも注げる
・インテリアに馴染むデザイン
ボトルを傾けると360°どこからでも注ぐことができ
フタを開閉する動作を省くことができます。
垂直にすれば栓が閉まるのでこぼす心配もありません。
スタイリッシュなデザインはインテリアに馴染み
おしゃれな空間を演出してくれます。
HARIO フィルターインボトル
メーカー希望価格:¥2,750
オススメポイント
・おしゃれなワインボトル型
・落ちつた色味のカラーバリエーション
・水切れの良いシリコーン製の注ぎ口
ぱっと目を引くワインボトル型のコーヒーポットは
インテリアとして冷蔵庫に入れておきたいほどの
おしゃれなデザインとして一気に人気を集めました。
見た目だけでなく、
シリコーン製の注ぎ口は水切れが良く
コーヒーを注ぎやすいと評価を受けています。
メッシュの細かいフィルターは
まろやかな甘味を感じるコーヒーを抽出してくれます。
本格的に淹れたい方におすすめの水出しコーヒーポット
『iwaki SNOWTOP ウォータードリップ』
相場:¥66,000
オススメポイント
・高級感あるデザイン
・本格的な水出しコーヒーを再現
SNOWTOPとはタンザニア北東部に位置する
キリマンジャロ山で栽培されるコーヒー豆の中でも
等級の高い豆にだけ付けられる名前です。
それほど最高級の水出しコーヒー器具であることを表しています。
上品な見た目と一滴ずつ丁寧に抽出されたコーヒーは
口当たりがまろやかで上品な風味となっています。
なお抽出のスピードは自分で調整することができるので
自分好みのコーヒーを淹れることが可能です。
『HARIO ウォータードリッパー・クリア』
相場:¥30,800
オススメポイント
・滴下式の水出しコーヒー
・全体がガラス製のおしゃれなデザイン
こちらも水の落ちるスピードを自分で調整できる滴下式の水出しコーヒー器具となっています。
ただ慣れるまでこの調整が難しく水が落ちづらいなどの声が上がっていますが、
慣れれば問題なく美味しいコーヒーの抽出ができます。
アクリルで清潔感ある見た目と
香ばしいオイルの少ないコーヒーが人気を集めています。
TIMEMORE ウォータードリッパー
相場:¥5,980
オススメポイント
・滴下式なのにコンパクトサイズ
・ネジを回してスピード調節が可能
滴下式の本格的なドリッパーでありながら
幅約8㎝とコンパクトで場所をとりません。
抽出のスピードはネジを回すだけで簡単に調節することができます。
公式では10秒で7~10滴の速度をおすすめしています。
ゆっくり抽出することで嫌な雑味やえぐ味をおさえ
丸みのあるやわらかい印象に仕上がるためです。
水タンク部のフタはサーバーにも使えるので
そのまま冷蔵庫にて保管することができます。
初心者にこそオススメしたい水出しコーヒー
ハンドドリップやサイフォンなど
ドリップ技術を問われる抽出器具が多い中、
誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることができるのが『水出しコーヒー』です。
水出しコーヒーの魅力を十分知った上で
コーヒーポットを探してみてはいかがですか?
誰でも簡単に淹れることができる
必要なものはコーヒー粉と水だけです。
さらに注湯の技術などなくても、
水を入れるだけで抽出できるので誰でも簡単に淹れることができます。
そのため家庭用コーヒーとしての人気も集めています。
一度にたくさん仕込むことができる
ハンドドリップコーヒーは多くても4~6杯までしか抽出できませんが、
水出しコーヒーのポットは大きいサイズのものだと最大で8杯分まで一度に仕込むことができます。
毎日コーヒーを欠かさず飲む人や
家族で飲む人は手間を省いて美味しいコーヒーを飲むことができます。
本格的な喫茶店の味が再現できる
水出しコーヒーの器具によっては、
喫茶店のように本格的な水出しコーヒーの味を
家で楽しむこともできます。
時間をかけてゆっくり抽出したコーヒーは
一味違ってクセになります。
水出しコーヒーの美味しい淹れ方については
こちらの記事を参照ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。