先日テレビを見ていると
コーヒー好きなら興味がそそられるある番組が放送されていました。
その番組では有名なコーヒー店のバリスタが
コーヒーの淹れ方を紹介していました。
今まで自分が実践したことのない抽出方法だったこともあり、
みなさんに紹介しながら実践してみることにします。
Contents
使用する抽出器具は?
今回使用するメインの抽出器具は
“フレンチプレス”
になります。
フレンチプレスといえば
コーヒー粉を入れてお湯を注ぐだけなので家庭でも
簡単に淹れることが可能である器具として有名です。
浸漬式のコーヒー抽出で
コーヒー粉とお湯が直接交わるため
コーヒー豆本来の風味がダイレクトに抽出され
飲みごたえのあるコーヒーに仕上がります。
他に必要な器具は以下になります。
・コーヒー豆
・スケール
・ドリップケトル
・タイマー(スケールについていない場合)
フレンチプレスで淹れる場合、
必要な器具が少ないといった特徴も見られます。
攪拌抽出を試してみるにあたって今回
「bodum KENYA」を使って淹れていきたいと思います。
攪拌抽出の淹れ方
<抽出レシピ>
コーヒー粉 17g(粗挽き)
お湯 350ml(100°)
抽出時間 4分(+蒸らし30秒)
コーヒー豆は通常のプレスでの抽出と同様に粗挽きで挽きます。
攪拌抽出の手順
フレンチプレスの抽出は
コーヒー粉をセットし、お湯を注ぐだけと至ってシンプルな淹れ方となっています。
攪拌抽出ではお湯を注ぐところにポイントがあります。
プレス本体を置いたままドリップケトルを動かして注湯をする本来の方法とは異なり、
プレス本体を持って中のコーヒー粉を回すように動かしながら注湯をするのが攪拌抽出になります。
このことを頭において手順をご覧ください。
(本来のフレンチプレスの淹れ方は以下の記事にて確認ください)
粗挽きに挽いたコーヒー粉をプレスにセットします。
1回目の注湯は抽出量の半分の175ml注ぎます。
この際にフレンチプレス本体とドリップケトルをよく回し
しっかりコーヒー粉全体にお湯が行き渡るように撹拌するイメージで注いでください。
上手に注げたらコーヒー液、コーヒー粉、ガスの三層がキレイにできます。
![フレンチプレスにて攪拌抽出 3層](https://i2.wp.com/tipsofcoffee.com/wp-content/uploads/2019/05/99BEF5CB-57E5-4864-95B6-F3B186AE7FC4.jpeg?fit=640%2C788&ssl=1)
このまま30秒間蒸らします。
30秒たったら、残り175mlの注湯を1回目同様に撹拌するように回しながら注ぎます。
注湯したらフタを上に乗せて4分待ちます。
4分たったらプランジャーを下げますが
いつもより気持ちゆっくり下げるのを意識して下してください。
実際に飲んでみて
今回コロンビア エメラルドマウンテンを攪拌抽出にて淹れました。
テレビで淹れ方を紹介していた際も
ゲイシャ種で酸味に特徴のあるコーヒー豆を採用して
その風味が引き立っていたと聞いたので
同じように酸味に特徴のある豆を採用しました。
エメラルドマウンテンについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご一読ください。
淹れてみたコーヒーは
フレンチプレスで淹れたとは思えない
あっさりとした飲みやすい口当たりで、酸味が口に広がって感じました。
ただボディの強さや、飲みごたえに関しては
普通にプレスで淹れたときよりも弱いので、
飲みごたえのあるコーヒーが好みの方は少し物足りなくなってしまうかと思われます。
![](https://i1.wp.com/tipsofcoffee.com/wp-content/uploads/2019/05/DC440635-190E-402C-9015-15F592B5B484.jpeg?fit=640%2C640&ssl=1)
淹れ方に関しては
攪拌もさほど大変な作業ではなく
必要な器具も本来の抽出方法と変わらないので
その日の気分やコーヒー豆に応じて淹れ方を
多種多様試してみるのもいいのかなと思いました。
攪拌抽出で淹れる場合
・中の様子が見える
・ハンドルが持ちやすい
この2つのポイントをおさえたプレスを使用すると抽出しやすいと思われます。
オススメは「リバーズ フープ モノ」です。
中の様子が見えるガラス製のプレスで、
大きなハンドルは手に馴染みやすく持ちやすいのでブレることなく
攪拌抽出に適しています。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。