スタバのグアテマラ「アティトラン」、「カシシエロ」、「アンティグア」の3種を飲んでみた

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ついに2020年になりましたね。

新年明けましておめでとうございます。
今年も美味しいコーヒーを追求すべく様々な記事を書いていく所存でございます。

さて、年が明けてすぐスターバックスさんからグアテマラ産のコーヒー豆3種が販売されました。

グアテマラ アティトラン”、“グアテマラ・カシ シエロ”、“グアテマラ アンティグア
以上の3種になります。

さっそく特徴や風味を比べていきたいと思います。
スタバではコーヒープレスでの抽出をおすすめしていることから、今回は3種すべてコーヒープレスで淹れていきたいと思います。

グアテマラのコーヒー生産と「ANACAFE」の存在

火山で囲まれた土地で知られるグアテマラは、火山灰よりできたミネラル豊富な土壌でのコーヒー栽培が盛んとなっています。

そんなグアテマラは土壌だけでなく、気象条件や標高の高さなどからもコーヒー栽培に適した土地が多く、さまざまな優れた風味のコーヒー豆が栽培されています。


ニカラグア、ホンジュラスと並ぶ中南米に位置し、国土が日本の約3分の1とかなり小さい国でありながら、コーヒー生産量世界第10位とコーヒー生産大国であります。

グアテマラが誇るコーヒー生産量には、さきほど挙げたコーヒーの栽培環境が優れていることとまたもう一つ要因があります。

それは「ANACAFE(アナカフェ)」とよばれるグアテマラ国内全体に及ぶ、コーヒー豆の品質向上をサポートする協会が設立されたことです。

1996年に設立された「ANACAFE」は生産者と輸出業者の協力によって運営されており、気候情報や農園の把握・管理・生産者の教育や国内のコーヒーに関するブランディングなどを執り行っており、これによりグアテマラ全体のコーヒー豆の品質維持と向上が図られています。

グアテマラ産コーヒーの等級


グアテマラにおけるコーヒーの品質は標高の高さによって定められます。

標高は高いほうが高品質と見なされており、
これは高い位置で栽培されたコーヒー豆のほうが酸味が優れ、コクとバランスが取れた風味になることからこのように定められています。

評価基準は以下の通りです。

標高
1350m〜
「SHB(ストリクトリー ハード ビーン)」

1200m〜1350m
「HB (ハード ビーン)」

1050m〜1200m
「SH (セミ ハード)」

900m〜1050m
「EPW(エクストラ プライム ウォッシュド)」

750m〜900m
「PW(プライム ウォッシュド)」

600m〜750m
「EGW(エクストラ グッド ウォッシュド)」

〜600m
「GW(グッド ウォッシュド)」

グアテマラ アティトラン

グアテマラの「アティトラン湖」の岸辺からそびえたつ火山の斜面で栽培されたのがこの“グアテマラ アティトラン”になります。

アティトラン湖とは8万年以上前に起きた火山活動によって生まれた湖で、その大きさは深さおよそ300m、面積およそ360㎢と非常に大きなクレーター湖です。

このアティトラン湖周辺では標高が1500mと高地のため昼夜の寒暖差が大きく、また「ショコミル」と呼ばれる午後の強い風などコーヒー栽培に優れた環境であることから「ANACAFE」が定める8つの良質なコーヒー生産地区の中の1つに認定されています。


またアティトランは火山に囲まれた地区の中でも最も有機物を含んだ土壌からできていることから、この場所で育ったコーヒー豆には、芳醇かつフルーティな味わいが生まれ人気があります。

スタバ グアテマラ アティトラン コーヒー豆
グアテマラ アティトラン250g ¥1520 100g ¥610

スタバのアティトランはSTARBUCKSⓇBLONDE ROASTと呼ばれる比較的浅めの焙煎で煎られているため、豆表面のコーヒーオイルは少なく小粒な特徴を持っています。

アティトランの美味しい淹れ方

グアテマラ アティトランはカクテルの“オレンジ ブロッサム”に例えられるほど爽やかで上品な酸味が特徴のコーヒーです。

フレンチプレスにて抽出したコーヒー



<レシピ>
コーヒー豆 20g
抽出量 300ml
抽出時間 4:00
湯温 92℃


アティトランの特徴的な酸味がもっとも感じられたのは、やや濃いめで20gでの抽出でした。

柑橘系の爽やかな香りライトな飲み口は非常に飲みやすいように感じました。


似ている風味のものを合わせるというフードペアリングの基本から、こちらのコーヒーに合わせるフードにはマーマレードジャムをかけたパンやレモンパイなど柑橘系のフルーツを使ったものがおすすめです。

グアテマラ カシ シエロ

カシ シエロはこの時期になると販売されるコーヒー豆で、元々はシアトルにあるレストランと共同で作り上げたコーヒーになります。

テーマは「デザートに合うコーヒー、このテーマに沿うなめらかでカカオの風味が口に広がるような味わいとなっています。
そのためチョコレートを使ったデザートとの相性が良く、とくにおすすめです。

もともと“カシ シエロ”とはスペイン語で「天国にいるかのような」という意味で、
まさに食後のデザートのお供や一日仕事を頑張った後の一杯にふさわしいコーヒーであると言えますね。

スタバ グアテマラ カシシエロ コーヒー豆
グアテマラ カシ シエロ250g ¥1810 100g ¥730

スタバのカシ シエロはSTARBUCKSⓇMEDIUM ROASTと中深煎くらいの焙煎度で煎られているため、カドのないバランスがとれたコーヒーとなっています。

カシ シエロの美味しい淹れ方


<レシピ>
コーヒー豆 16g
抽出量 300ml
抽出時間 4:00
湯温 94℃

かなり味わい深くビターチョコレートのような苦味が後からきました。

コーヒープレスで淹れましたが収斂性や雑味は殆ど感じられず、コーヒープレスが苦手な方でも比較的飲みやすいかと思われます。

抽出したグアテマラ カシ シエロ

グアテマラ アンティグア

グアテマラ アンティグアはスタバのスタンダード商品ですが新しく販売された上記2種と同じくグアテマラ産で、異なる風味を持つため、今回一緒にピックアップされています。

アンティグア地区でのコーヒー栽培にはどのような特徴があるのでしょうか?

まずグアテマラでコーヒー栽培が始まったのは1880年代、“アンティグア”の土地で始まったと言われています。
標高1300m~1600mと高地にあり、ミネラル豊富な火山灰性の土壌からできているためコーヒーを栽培するのに非常に適した環境にあります。

アンティグア地区は歴史が古く、高品質なコーヒーを生産する地区というわけです。

そのためアンティグア地区の高品質なコーヒーを名乗る偽物が飛び交っていた時期があったそうですが、
現在は「APCA(アンティグア生産者組合)」が作られ、安心して本物のアンティグアを購入できるようになっています。

生産者はこのAPCAに入ることで偽物と判断がつくように、本物であることを証明する印をつけることができる仕組みとなっています。
マークには「Genuine Antigua coffee」と麻袋に描かれます。

スタバ グアテマラ アンティグア コーヒー豆
グアテマラ アンティグア250g ¥1240 100g ¥500

焙煎はSTARBUCKSⓇMIDIUM ROASTと中深煎りに近い焙煎度合いになりますが、見たところスタバ特有の深い焙煎のように見えます。

他2種に比べると、やや大粒であることも特徴の一つです。

アンティグアの美味しい淹れ方

コクと酸味のバランスがとれているコーヒーでチョコレートやナッツなどとの相性がいいです。


<レシピ>
コーヒー豆 18g
抽出量 300ml
抽出時間 4:30
湯温 91℃

全体的なバランスがとれているため万人受けする安定の美味しさを楽しめるコーヒーに感じました。

グアテマラ アンティグア

グアテマラ3種を飲み比べてみた感想

3種類のグアテマラを飲んでみた感想としては、
どれも全体的に飲みやすく、クセのないものばかりなので、ぜひ一度飲んでみることをおすすめします。

リフレッシュしたい時には爽やかな「グアテマラ アティトラン

一日頑張った自分へのご褒美に味わい深い「グアテマラ カシ シエロ

仕事の一息にバランスのとれた「グアテマラ アンティグア

お試ししてみては、いかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

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