スタバ グアテマラ3種を飲み比べてみた


2020年 明けましておめでとうございます。
今年も美味しいコーヒーを追求すべく様々な記事を書いていく所存でございます。

さて、年が明けてすぐスターバックスさんからグアテマラ産のコーヒー豆3種が販売されました。

グアテマラ アティトラン”、“グアテマラ・カシ シエロ”、“グアテマラ アンティグア

以上の3種になります。


ではさっそく特徴や風味を比べてみましょう。

グアテマラのコーヒー生産


グアテマラと言えば火山に囲まれていることで知られているように火山灰からできたミネラル豊富な土壌でのコーヒー栽培が主流となっています。

そんなグアテマラは土壌だけでなく気象条件や標高の高さなどからもコーヒー栽培に適した土地が多く、様々な風味のコーヒー豆が栽培されています。


中南米に位置するグアテマラは国土が日本の約3分の1とかなり小さい国でありながらコーヒー生産量世界第10位とコーヒー生産大国であります。

これは先ほど出た栽培環境に優れていることとまたもう一つ要因があります。


それは「ANACAFE(アナカフェ)」といって、グアテマラ国内全体のコーヒー豆の品質向上などのサポートを目的として生産者と輸出業者によって運営されている協会が1969年に設立されたことにあります。

このANACAFEができたことで気候情報や農園の把握・管理・生産者の教育や国内のコーヒーに関するブランディングなどを執り行ってくれるためグアテマラのコーヒー豆の品質が維持、向上されているというわけです。

グアテマラ産コーヒーの等級


グアテマラではコーヒーの品質は標高の高さによってさだめられます。

標高は高いほうが高品質と見なされます。
これは高い位置で栽培されたコーヒー豆のほうが酸味が優れ、コクとのバランスが取れた風味になることから定められています。

その評価方法は以下のように決められます。


標高
1350m〜
「SHB(ストリクトリー ハード ビーン)」

1200m〜1350m
「HB (ハード ビーン)」

1050m〜1200m
「SH (セミ ハード)」

900m〜1050m
「EPW(エクストラ プライム ウォッシュド)」

750m〜900m
「PW(プライム ウォッシュド)」

600m〜750m
「EGW(エクストラ グッド ウォッシュド)」

〜600m
「GW(グッド ウォッシュド)」

グアテマラ アティトラン


グアテマラの「アティトラン湖」の岸辺からそびえたつ火山の斜面で栽培されたのがこの“グアテマラ アティトラン”になります。

アティトラン湖とは8万年以上前に起きた火山活動によって生まれた湖で、その大きさは深さおよそ300m、面積およそ360㎢と非常に大きなクレーター湖です。

このアティトラン湖周辺では標高が1500mと高地のため昼夜の寒暖差が大きく、また「ショコミル」と呼ばれる午後の強い風などコーヒー栽培に優れた環境であることからANACAFEが定める8つの良質なコーヒー生産地区の中の1つに認定されています。


グアテマラは火山に囲まれた地区の中でも最も有機物を含んだ土壌からできていることから栽培されたコーヒー豆は芳醇でフルーティな香りの味わいが生まれ人気が止みません。

スタバ グアテマラ アティトラン コーヒー豆
グアテマラ アティトラン250g ¥1520 100g ¥610


こちらのコーヒー豆はSTARBUCKSⓇBLONDE ROASTと言って比較的浅めの焙煎で煎られているためコーヒーオイルは少なく小粒の特徴を持っています。

ではどのような風味を持つコーヒーなのでしょうか?

アティトランの美味しいいれ方


グアテマラ アティトランはカクテルの“オレンジ ブロッサム”に例えられるほど爽やかで上品な酸味が特徴のコーヒーになります。

スタバではコーヒープレスでの抽出をおすすめしていることから3種すべてコーヒープレスで飲み比べていきたいと思います。

フレンチプレスにて抽出したコーヒー



<レシピ>
コーヒー豆 20g
抽出量 300ml
抽出時間 4:00
湯温 92℃


アティトランの酸味がより感じたのは濃いめの20gでの抽出でした。

柑橘系の爽やかな香りライトな飲み口は非常に飲みやすいように感じました。


似ている風味のものを合わせるというフードペアリングからこのコーヒーに合わせるフードにはマーマレードジャムをかけたパンやレモンパイなど柑橘系のフルーツを使ったものをおすすめします。

グアテマラ カシ シエロ


こちらはこの時期になると販売されるコーヒー豆で、元々はシアトルにあるレストランと共同で作り上げたコーヒーになります。

テーマは「デザートに合うコーヒー」、このテーマに沿うなめらかでカカオの風味が口に広がるような味わいとなっています。

そのためチョコレートを使ったデザートとの相性が特におすすめとなります。


そもそも“カシ シエロ”とはスペイン語で「天国にいるかのような」という意味の言葉でまさに食後のデザートのお供や一日仕事を頑張った後の一杯にふさわしいコーヒーであると言えます。

スタバ グアテマラ カシシエロ コーヒー豆
グアテマラ カシ シエロ250g ¥1810 100g ¥730


こちらのコーヒー豆はSTARBUCKSⓇMEDIUM ROASTと言ってバランスの取れた焙煎度合いで煎られているため突出した風味のないバランスのとれたコーヒーとなっています。

カシ シエロの美味しいいれ方


<レシピ>
コーヒー豆 16g
抽出量 300ml
抽出時間 4:00
湯温 94℃

かなり味わい深くビターチョコレートのような苦味が後からきました。

ざらつくような飲み口は無く、苦味が強いのが苦手な方にも比較的飲みやすいかと思われます。

抽出したグアテマラ カシ シエロ

グアテマラ アンティグア


グアテマラ アンティグアはスタンダード商品ですが新しく販売された上記2種とは違った風味であるため今回ピックアップされています。

アンティグア地区でのコーヒー栽培にはどのような特徴があるのでしょうか?


まずグアテマラでコーヒー栽培が始まったのは1880年代、“アンティグア”の土地で始まったと言われています。

このアンティグア地区は、標高1300m~1600mと高地にあり、ミネラル豊富な火山灰性の土壌からできているためコーヒーを栽培するのに非常に適した環境にあります。



そんな歴史あるこのアンティグアで生産されたコーヒー豆だと偽ってコーヒー豆を売る偽物が出回るようになりました。
これではお客様に安心して購入してもらうことができないと考え、アンティグアのコーヒー農家が集まって「APCA(アンティグア生産者組合)」を作りました。


この組織に入ることで偽物と判断がつくように、本物であることを証明する印をつけることができる仕組みとなっています。
マークには「Genuine Antigua coffee」と麻袋に描かれます。

スタバ グアテマラ アンティグア コーヒー豆
グアテマラ アンティグア250g ¥1240 100g ¥500


焙煎はSTARBUCKSⓇMIDIUM ROASTと中深煎りに近い焙煎度合いになりますが、見たところスタバ特有の深い焙煎のように見えます。

他2種に比べると大粒であることも特徴の一つです。

アンティグアの美味しいいれ方


コクと酸味のバランスがとれているコーヒーでチョコレートやナッツなどとの相性がいいです。


<レシピ>
コーヒー豆 18g
抽出量 300ml
抽出時間 4:30
湯温 91℃

全体的なバランスがとれているため万人受けする安定の美味しさを楽しめるコーヒーに感じました。

グアテマラ アンティグア

飲み比べてみた感想


3種類のグアテマラを飲んでみて全体的に飲みやすく、クセの弱いものばかりなのでぜひ一度飲んでみることをおすすめします。

リフレッシュしたい時には爽やかな「グアテマラ アティトラン

一日頑張った自分へのご褒美に味わい深い「グアテマラ カシ シエロ

仕事の一息にバランスのとれた「グアテマラ アンティグア

いかがでしょうか?

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