今回はセブンイレブンさんから12月4日発売の高級キリマンジャロブレンドを飲んでみました。
前々から地域限定で先行販売などはしていたそうですが、ついに全国発売になった『青の贅沢』こと高級キリマンジャロブレンドの実力にご注目ください。
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”高級キリマンジャロブレンド”気になる価格帯
高級と謳うだけあって強気な価格設定かと思いきや、なんともお求めやすい価格になっています。
レギュラーサイズ 110円(税込)
ラージサイズ 160円(税込)
『白の定番』といわれるセブンカフェのホットコーヒーがレギュラーサイズで100円、ラージサイズで150円になりますので、10円プラスされただけになりますね
キリマンジャロブレンドを名乗るためには、キリマンジャロを30%以上配合している必要がありますが、逆に30%入れてしまえば『キリマンジャロブレンド』と名乗ってしまって問題ありませんので、他の豆の部分で上手く価格調整をしているのかもしれません。
購入から出来上がるまでの流れ
①レジで注文
↓
②カップを受け取る
↓
③カップを機械にセット
↓
④注文した商品のボタンを押す
↓
⑤完成まで待つ
流れとしては、以上で特に難しいことはありません。
では、早速レジへ行き注文して行きたいと思います!
わい「キリマンジャロブレンド1つください」
店員さん「えー、、あ、はい」
一瞬、なぞの間があきました。
どうやらキリマンジャロブレンドでは、店員さんに伝わり辛いようです。
次回からは、
「『青の贅沢』1つください」
で、行こうと思います。
そっちのほうがなんとなくかっこいいですしね!
シックな感じの青色カップを受け取り、機械にセットしました。
後は右側のスペシャリティのレギュラーボタンを押すだけです。
コーヒー豆を挽くところから始めているようです。
画面に映る映像も面白いので、退屈はしないですね!
おおよそ30秒ほどで完成しました。
“高級キリマンジャロブレンド”を実際に飲んでみて
うーん、率直な感想としては、いまひとつです。
香りも薄く、キリマンジャロ特有の良質な酸味も感じられません。
正直、キリマンジャロ感はあまりないです。
あまり美味しいとも思いませんでしたが、不味くはないです。
セブンカフェの通常のホットコーヒーと比べても、それほど違いはないです。
若干、濃いのかなと思うくらいですね。
110円でこの味なら妥当なところではないかと思います。
『高級キリマンジャロブレンド』を飲んでみた感想としては、値段相応の味!というところです!
キリマンジャロとは?
世界地図でみるキリマンジャロ
グーグルマップだと全体像が若干わかりづらいので、大まかな白地図も載せて置きます。
厳密にはグーグルマップの通りです。
キリマンジャロとはタンザニアにあるアフリカ大陸最高峰の山で、標高はなんと5895m!
標高で言われてもピンときませんでしたが、実際に間近で見たことのある富士山よりも高いと知って凄いんだなぁ、と実感しました。
コーヒー生産からみるキリマンジャロ
コーヒーでいうキリマンジャロはこの山の名前を貰っており、標高1500m〜2500mの間で育てられています。
年間1200ミリをも超える雨量と、この森林限界すれすれの高さからくる寒暖差が、豆を引き締め、硬く良質なコーヒー豆作ります。
さらに水分量が多く比較的大きいサイズのコーヒー豆が多いのも特徴の1つとなります。
タンザニア コーヒー豆の等級
タンザニアでのコーヒー豆の等級は1番上から順番に、 「AA」、「A」、「AB」、「B」、「C」、「E」 となっており、欠点豆の多さとスクリーン(豆の大きさ)で分けられています。
日本で見かけるものはほとんどがAAになります。
それ以外は缶コーヒーなどのブレンドに混ぜられたり、現地で消費されたりしているようです。
コーヒー生産国各国の等級については以下を参照ください。
一般的知名度も高く、そこはかとなく高級な印象漂うキリマンジャロコーヒーですが、その印象は一部缶コーヒーの誇大広告からきているのかもしれませんね。
日本ではそれ以上に高品質で希少なコーヒーも普通に見かけます。
実際に生豆の価格帯はキリマンジャロAAであれば、1kgあたり1300円程であり、これはブラジル サントスNo.2やグアテマラSHBなどと、ほとんど変わらない価格帯です。
高級とは果たしてなんなのか。
以上、セブンイレブンさんの高級キリマンジャロブレンドのレビュー記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。