ハリオv60グラインダー 買いました

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ついに買いました。

コーヒー器具を数多く販売されているハリオさんから3年ほど前から販売されているグラインダーを悩んだ末に購入し、今では愛用している筆者のレビューなります。

Contents

購入を決意した決め手

まずひと目で惚れてしまうスタイリッシュなデザインに惹かれてしまう自分を止めることができませんでした。

電動ミルはどうしてもゴツゴツしているものが多いですが、それもまた良さの1つです。
ただ私の場合、コーヒー器具がどんどん増えている今置き場所に悩む毎日で、そんな時出会ったのがこの「ハリオv60 グラインダー」でした。

場所を取らないスタイリッシュな上に、黒を基調とした高質なデザインが映えて使っていてモチベーションが上がります。

HARIO v60 グラインダー
ハリオv60グラインダー かっこいいーー!

そして名前に入った「v60」は、いつも愛用しているドリッパーの1つなので非常に気になりました。

ハリオv60を使用することを前提に設計されているため、グラインドのスイッチパッドの位置もv60に合わせて作られています。

もちろんv60のドリッパー以外の容器などでも使用することができます。

ハリオv60 グラインダーの魅力

このグラインダーの魅力は大きく分けて3つになります。
・44段階の粒度調整が可能
・コンパクトなデザイン
・スイッチ1つの簡単な操作

44段階の粒度調整が可能

ボディに繋がっている大きなダイヤルを回すことで粒度調整を行いますが、ダイヤルにはメモリがついています。
メッシュを数字で表してあるため粒度調整が簡単に行えるのも良いポイントになります。

まずはメッシュの目盛りごとの違いを見ていきましょう。

ハリオのグラインダー メッシュごとの違い
メモリごとの粒度の違い

メモリ15までは手につくほど細かく、エスプレッソ向きな細挽き、

メモリ20からは粒が見えるほどの大きさになりアイスコーヒー向きの中細挽き、

メモリ25〜30はグラニュー糖くらいの大きさでペーパードリップやネルドリップなど多様の使用用途を持ち合わせる中挽き、

メモリ35〜はザラメ糖ほどでプレスやサイフォン向きの粗挽き、

以上のことを参考にメッシュを調整すると美味しいコーヒーに一歩近づくことができます。
メッシュはダイヤルを時計回りに回すほど細かくなり、1度に240gまでコーヒー豆を挽くことが可能です。

コンパクトなデザイン

購入の決め手でも少し話しましたが、とにかく他社の電動ミルに比べるとハリオのグラインダーはコンパクトなイメージを受けます。

ホームページの表記によると
幅:230mm
奥:135mm
高さ:390mm
のサイズなので、電動ミルの中ではかなりコンパクトなデザインとなります。

それでいて一回に240gものコーヒー豆を挽ける機能性を持ち合わせているなんて文句のつけようがありません。

スイッチ1つの簡単な操作

コーヒー豆を挽く方法は2つあり、主にスイッチパッドを押してグラインド開始する方法が主流となっています。

ハリオ v60 グラインダー スイッチ部分
主電源のスイッチ

上の写真は主電源のスイッチ部分を写したものです。

このスイッチをONにすると無条件にグラインドが開始され、OFFに戻すとグラインドが止まります。
一見簡単かと思われますが、上のホッパー部分が外れやすく抑えておく必要があるためこの方法は難しいと考えられます。

一方、AUTOに合わせるとスイッチパッドを押している間だけグラインドされるため落ち着いて自分のペースで挽くことができます。

最初に言ったようにハリオv60のドリッパーを想定した高さに設計されていますが、他の容器でも十分代用できますのでもしハリオv60のドリッパーを持っていない方でも安心して使用することができます。

注意してほしい点

やはり何もかもが完璧なんて難しいですよね。
人間だって多少なりとも短所を持ち合わせてるから人間らしいものです。

さて、話がそれてしまいましたがこのグラインダーの注意が必要とされるポイントは2つです。

・ホッパーが外れやすい
・豆の量によっては粉が飛び散る

ホッパーが外れやすい

ホッパーとは、コーヒー豆を投入する部分を指します。

このホッパーが外れやすいというのは、グラインドを開始すると固定していたホッパーが上に浮いていき、ガタガタと揺れた後に完全に外れてしまうのです。

しっかりカチッと固定していてもこの現象は見られたので、元々外れやすくなっているのかなと考えられます。

なのでグラインドを行なっている最中は常に上から手で押さえておくと外れることがなく、安心してコーヒー豆を挽くことができます。

ホッパー部分 外れやすい
ホッパー部分

粉が飛び散ってしまう

粉が飛び散るといっても常に飛び散るということではなく、コーヒー豆の量が極端に少なかったり、粉を受ける容器が静電気を帯びる素材であった場合のみに発生する問題となります。

このグラインダーは、挽いた粉を出す勢いが激しいため粉量が少ないと多方から飛び出してきてしまうのです。

しかし、普通一杯で約12g程度のコーヒー豆を挽く分には問題ないのでそこまで深く考えることではないかと思われます。

次に静電気を帯びる素材についてですが、プラスチックは特に静電気を帯びやすいため危険です。

私はステンレス製のカップを使用していますが、今のところ静電気問題は発生していないためおすすめです。

実際にハリオv60グラインダーを使ってみて

このグラインダーを買うまではずっと手挽きのポーレックスのコーヒーミルを使ってコーヒー豆を挽いていました。

とても挽き心地が良く、優れた商品でしたが、もちろん多量のコーヒー豆を挽くのはかなりの重労働でした。
特に水出しコーヒーの仕込み用に80gのコーヒー豆を挽かなければならないときは腕をパンパンにさせながら必死にグラインドしてました。

しかし、それももう卒業です。
ハリオv60グラインダーを購入してからはものの20秒ほどで80gのコーヒー豆を挽き終え、微粉もそれほど目立たない印象を受けました。

その秘密は“刃”にありました。
このグラインダーは、「ステンレス製のコニカル刃」を使用しているため微粉の少ない粒度の均一性に優れたグラインドを行なってくれるというわけです。

微粉はコーヒーにとって大きな宿敵となります。
少しでも混ざっているとコーヒーのクリアさが失われ美味しいコーヒーの阻害を計らう微粉は極力排除しましょう。


もう一つ使ってみて思ったのは、挽いた粉がまれに固まりで出てくることがあります。

この場合ドリッパーに直接出してしまうとトントン叩いただけでは崩れないので、特に2杯分以上のコーヒー豆を挽くときは別容器に一度だして整えてからドリッパーに移すことをおすすめします。

ハリオv60 グラインダー 使ってみた感想
別容器にて粉を受ける

なお、グラインダーのお手入れ方法は取り扱い説明書にも記載されていますが、非常に簡単です。

まず電源をOFFまたはコンセントが抜いてあるのを確認したら、
本体の後ろ側にはずすボタンが付いていますのでボタンを押しながらメッシュのダイヤルを反時計回りに回して白い▽のマークが上下揃う位置まで回します。

ハリオv60 グラインダー 部品
白の▽どうしをあわせる(右側にはずすボタンがあります)

そしたら中の外臼が取り出せるのでハンドルを起こして外臼を取り出します。

ここで注意!
この取り出した外臼は付属のブラシで粉を払う、もしくは乾いたティッシュで拭き取るなどして、水に浸けたり洗い流したりしないようにしてください。

手挽きミルの部品とは異なり水には弱いので全て乾拭きと心がけてください!

また外臼を取り出して出来た隙間にもコーヒー粉がたくさん詰まっているので付属のブラシでしっかり払い取りましょう。

終わりましたら外臼を装着し、今度はそのままダイヤルを時計回りにカチカチっと音がする位置まで回したら完了です。


言葉だけでは少し分かりづらかったかもしれませんがちゃんと取り扱い説明書に分かりやすく記載されているので安心してください。

粉がたまりやすいので定期的にお手入れして長く使いましょう。

コーヒー粉が溜まっている様子
おおー、粉が溜まりに溜まっている。。

最後に

いかがでしたか?
ハリオv60 グラインダーの魅力が少しでも伝わったなら幸いです。

電動ミルは今ではたくさん種類があり何がいいか悩んでしまうことと思われます。

初めて電動ミルを使う人や普段からハリオv60を愛用している人にはもってこいのグラインダーなのでぜひご検討してみてはいかがでしょうか?

現在HARIOv60 グラインダーはコンパクトタイプに改良された商品のみ取り扱っています。

機能性はほとんど変わらず、
サイズ感が改良前と比べてコンパクトになり
収納のスペースを取りません。

また、コーヒー粉受けが付いているため
別に用意する手間も省けます。

ぜひ気になる方は購入を検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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