みなさん、こんにちは。
今日は「久しぶりに浅煎りのコーヒー豆を紹介しようかなー」と思っていたときに面白い豆を見つけたので紹介していきたいと思います。
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タンザニアはキリマンだけじゃない!
やっぱりどうしてもタンザニアと聞くと1番最初にパッと出てくるのは“キリマンジャロコーヒー”ではありませんか?私もその1人です(笑)
しかし!ここ近年で注目を集めている農園が、、、「アビブ農園」です!
この農園は数年にわたって実地検証を行い、グリーンフィールドから農園事業を立ち上げました。こうした過程を経て、2015年からようやく収穫を開始することができました。
ちなみにこの農園で一番最初に樹木を植える作業を行ったのは当時の首相でした。これはなかなか凄いことですよね!
地形の特徴
アビブ農園はタンザニア南部にあるルブーマ州 ソンゲア市に位置しており、土壌や環境などにおいて優れています。そのためこの周囲のコーヒー豆は華やかな香りのものが多々生産されています。
ちなみにですが、キリマンジャロは国の北部に位置し、アビブ農園とは反対がわにあります。しかしタンザニア全体的に酸味に特徴のあるコーヒーが育てられています。
多くの認証を獲得している??
このアビブ農園 AAは
- RA(レイン・フォレスト)
- AWS(ウォーター・スチュワードシップ)
- UTZ(Utz Kapeh)
- 4C
の4個の認証を受けています。これだけの数を獲得しているコーヒー豆はなかなかありませんので、驚きを隠せませんでした。2つ目のAWSは日本ではあまり聞き馴染みのない言葉ですが、ざっくり言うと、水資源の持続可能な利用に関する取り組みを行ってある農園に認証されるものです。
これだけの認証を受けてかなり注目を浴びているため現在では農園の面積を増やすことも検討しているほどです。
これだけのことを聞くともうどんなコーヒー豆なのか気になって仕方ないですよね。
コーヒーの風味
苦味:★★☆☆☆
酸味:★★★★☆
甘味:★★★★☆
香り:★★★★☆
コク:★★★☆☆
浅煎りで煎ってあるため、豆が固くコーヒーミルで挽く際、かなりつっかかる感じでした。
おすすめはペーパードリップ(今回私はハリオのv60を使用しています)で、85〜90°の高温で2分40秒かけてゆっくり淹れる方法です。
元々 酸味に特徴のあるコーヒー豆なので高温で時間をかけることによって苦味を立たせてバランスよくなります。
うーん、やはり香りからもわかるくらいフルーティで柑橘系の酸味が口に広がりますね。ただアフターテイストは奥から甘みが表れる感じで、さっぱりとした印象です。
キリマンジャロに比べて酸味に柔らかみがあるので「酸味が苦手だからちょっとなー。」という人でも飲めるのではないかと思います。
最後に
どうも気温が温かくなってくると浅煎りのフルーティなコーヒーを飲みたくなってくるのですが、今回こうやってまた特徴のあるコーヒー豆に出会えたのでもっとたくさんのコーヒー豆を買ってみようと改めて思いました(笑)
また深煎りコーヒーを濃いめに入れて急冷アイスコーヒーも美味しいのでまた次の機会にご紹介していけたらと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。