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『アフォガード』ってなに?
『アフォガード』とはイタリア語で
affogate=“溺れる”という意味の言葉のことを指します。
アイスクリームに熱い飲み物をかけて
溺れさせたドルチェ(イタリア語でデザートのこと)を
一般的にアフォガードと呼びます。
アイスにかける飲み物は主に
コーヒー・紅茶・お酒などがあります。
かける飲み物によって
「コーヒー アフォガード」「ティーアフォガード」「リキュールアフォガード」
と名称が異なります。
アイスとコーヒーがあれば家でも簡単に作ることができます。
アイスのひんやりとした清涼感に
コーヒーの深いコクで締まった
夏にぴったりのドルチェを作ってみませんか?
アフォガードに使うコーヒーのポイント
コーヒー アフォガードに使用するコーヒーは
『少量で濃いめのコーヒー』が鉄板となっています。
これはアイスの甘みとコーヒーの苦みのバランスが程よく交わるためです。
この特徴からお店などでは
「エスプレッソコーヒー」が採用されています。
しかし家で作るとなると
エスプレッソマシンがある家庭はそう多くないと思われます。
値が張る、場所を取るなど難点が多いためです。
比較的お手頃な価格(3,000円ほど)でエスプレッソメーカーなどもありますが、
慣れるまで抽出が難しくアフォガードのためだけに買うのはためらわれることでしょう。
そこでエスプレッソコーヒーの代わりに
アフォガードに合うコーヒー候補をいくつか挙げてみました。
【コーヒーの候補】
・ドリップコーヒー
・コーヒーベース
・インスタントコーヒー
ドリップコーヒー、インスタントコーヒーは抽出量を普段より少なくし、
濃度を濃く調整して淹れることを前提としています。
コーヒー アフォガードの作り方
作り方は至ってシンプルです。
アイスを器に入れたらその上にコーヒーをお好みの量かけて完成となります。
それぞれコーヒーごとのレシピはこちらになります。
ドリップコーヒーを使ったアフォガードの作り方
<レシピ>
コーヒー豆 10g
抽出量 110ml
ドリップコーヒーの場合、
100ml以下の抽出は味がブレるなどから
このレシピで抽出を行いました。
一番コーヒーの香りや風味を感じながら
アイスとのバランスもとれた印象を受けました。
コーヒーベースを使ったアフォガードの作り方
コーヒーベースとはお湯や牛乳などで希釈して完成するコーヒー液のことを指します。
アフォガードは熱々のコーヒーが必要なのでお湯で希釈します。
コーヒーベースの中でもエスプレッソコーヒー100%を使用した
GEORGIA 猿田彦珈琲監修のコーヒーベース 無糖
はオススメです。
今回はコーヒーベース5mlに対して5mlのお湯で希釈しました。
コーヒーを抽出する必要がないので
一番手頃にアフォガードを楽しめるのかなと思いました。
インスタントコーヒーを使ったアフォガードの作り方
インスタントコーヒーは粉状のコーヒーをお湯に溶かして使います。
<レシピ>
インスタントコーヒー 2g
お湯 7ml
お湯が少量のためしっかり攪拌しないと粉がダマになってしまいます。
高温のお湯を使用してください。
アイスと一緒に食べても一番苦味を感じました。
甘いものがそこまで得意じゃない方などにおすすめです。
アフォガードに便利なアイテム
コーヒー抽出器具だけでなくアフォガードするに当たって
欠かせないアイテムがあります。
それは『ピッチャー』です。
アフォガードはアイスにコーヒーをかける所が一番の醍醐味です。
如何にキレイに注げるかでモチベーションも変わります。
注ぎ口のついたピッチャーを使うことで
安定した注ぎを行うことができます。
もしピッチャーを持っていない方は、
コーヒーをかける際に長い棒(箸やストローなど)に
添わせるように注ぐと比較的キレイに注げます。
暑い日々が続いていますが体調にはくれぐれも気を付けて
楽しいコーヒーライフをお過ごしください!