コーヒー抽出におすすめのドリップケトル9選

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コーヒーを美味しく淹れるにはドリップケトルが必要

ハンドドリップにおいてドリップケトルは欠かせないアイテムの一つです。

やかんやポットでは繊細な注湯ができず、
コーヒーに雑味やえぐみを出してしまいます。

その点ドリップケトルはゆっくり丁寧に
注湯できるように設計されているので
コーヒー豆本来の風味を守ってくれる役割を果たしてくれます。

実際にドリップケトルを使用して抽出した時の方が
狙い通りの場所に注湯を行うことができたため
コーヒーの風味が安定しています。

毎日美味しいコーヒーを飲みたいなら
迷わずドリップケトルを使ってコーヒーを淹れましょう。

自分に合うドリップケトルの選び方

たくさん種類があるドリップケトルの中で
自分に合ったものを選ぶポイントを3つあげてみました。

 1.注ぎ口の形
 2.持ち手の握りやすさ
 3.サイズ

注ぎ口の形で決める

ドリップケトルの注ぎ口は2種類に分けられます。

細口タイプ」と「鶴口タイプ」です。

コーヒーポット 細口タイプと鶴口タイプの比較

細口タイプは注ぎ口が一定の細さなので湯量をコントロールしやすいことから初心者をはじめとした多くの方に好まれています。
ラインナップも圧倒的に細口タイプの物が多いように感じられます。

鶴口タイプはその形から”ペリカン”とも呼ばれ、注ぎ口の根本が太く、先に向かってどんどん細くなっています。
慣れるまでは湯量のコントロールが難しいですが、慣れてしまえば傾ける角度によって点滴ドリップもダイナミックに注ぐこともできます

持ち手の握りやすさで決める

注湯において一番重要となるのが
持ち手が自分の手にフィットしているかどうかになります。

持ちづらい物では力加減が上手くいかず、
注湯のコントロールが極めて難しくなってしまいます。

手にフィットし、滑りにくい、熱くなりにくい素材のものを選ぶことがポイントとなっています。

サイズで決める

普段コーヒーを何杯淹れるかによって湯量が変わってきます。

そうすると必然的にドリップケトルのサイズも絞られます。

例えば1~2杯淹れている人であれば700~800mlほどのサイズであれば十分コーヒーを淹れることができます。

逆に3杯以上淹れるという人は1Lよりも容量の多いものから選ぶと良いです。

ドリップケトルで注湯する時にはコーヒーポットの容量の7割~8割ほどのお湯で入れるのが美味しいコーヒーを淹れるコツになります。

溢れるほどのお湯量では最初の注湯を勢いよく注いでしまう危険があり、
逆に少なすぎるとドリップケトルを傾ける角度が付きこぼしてしまう危険があります。

初心者でも扱いやすいドリップケトル

『ハリオ v60 ドリップケトルヴォーノ』

メーカー希望価格:4,400円
オススメポイント

・細口の注ぎ口
・波型で手にフィットしやすい持ち手
・逆さに置けるフラットツマミのフタ


細口の注ぎ口で注湯のコントロールがしやすいことから
人気のドリップケトルとなっています。

持ち手は波型のため手にフィットしやすく、
安定した注湯を可能とします。

また、耐熱性の高いステンレス製であるため
中のお湯が冷めにくくなるといった工夫も見られます。

リーズナブルな価格と扱いやすさから初心者の方にもぜひおすすめです。

『山善 電気ケトル YKG-C800』

相場:7,980円
オススメポイント

・60°~100°まで1°単位で温度調整可能
・安定したグリップと軽量で持ちやすい
・狙った所に注ぎやすい細口タイプ


温度調整が可能な電気ケトルを探しているのであれば山善の電気ケトルがオススメです。

山善の電気ケトルは60℃~100℃までを1℃単位で温度調整できる他、
約60分間の保温機能も搭載されています。

使い勝手においては中のお湯が注いでいる際にも乱れず、
スムーズな注湯を実現します。

スタイリッシュなデザインでかっこよくコーヒーを淹れませんか?

『KINTO プアオーバーケトル』

相場:13,200円
オススメポイント

・半円状に大きく膨らむ持ち手
・細く長いノズルでコントロールに特化
・片手で操作しやすいフラップ式のリッド(フタ)


プアオーバーケトルの最大の特徴は
フラップ式のリッド(フタ)が付いていること、
オープンハンドルの2点になります。

フタが付いていることで中のお湯が保温され、
注湯でお湯がこぼれる心配もありません。

オープンハンドルとは持ち手が平べったいため
持ちやすいとされていますが、
正直持ちやすさには個人差があるようで
人によっては持ちづらいと感じる人もいるようです。

湯切れの良さと一定の湯量での注湯など
使い勝手はいいです。

『リバーズ FELLOW スタッグ ケトル』

相場:12,530円
オススメポイント

・フタに温度計が付いている
・水の流れを確認しやすい
・持ちやすいオープンハンドル


フタに温度計が内蔵されているためわざわざ温度を測る手間が省けます。

また手の大きさに関係なく誰でも持ちやすい
オープンハンドルで扱いやすいといった特徴も見られます。

お湯を注いでいる最中に水の流れが見えるので
湯量をコントロールしながらの注湯が可能となります。

初心者にとって一番難しいのが水量コントロールです。
私も最初の頃はドバッとお湯をかけて失敗していました。

そんな問題を解決してくれるこのケトルは
初心者の方だけでなくドリップに慣れてきた方にも
繊細なドリップを実現してくれるオススメのアイテムとなっています。

ちょっと上級者向けのドリップケトル

『BRUNO ステンレスデイリーケトル』

相場:7,480円
オススメポイント

・鶴口タイプだが注ぎ口は細く注ぎやすい
・お湯が沸くまでの時間が早い
・愛着の湧くフォルム


ステンレスとポリピレンから作られているため
軽くて持ちやすいケトルとなっています。

鶴口タイプは慣れるまで湯量のコントロールが難しいですが、
ブルーノのケトルは注ぎ口から垂直にお湯が出るので
狙ったところにドリップすることができます。

普段からよくハンドドリップで淹れている人に
ぜひ使ってみてほしいドリップケトルとなっています。

『タカヒロ 雫』

相場:19,800円
オススメポイント

・超極細な注ぎ口(約7㎜)
・S字にカーブしたノズルで湯量コントロールしやすい
・注ぎ口から真下にお湯が落ちる


注ぎ口がわずか7㎜と極細タイプのコーヒーポットです。

このポットは点滴ドリップといって
ポタポタと雫が零れ落ちるようなドリップを得意としており
雑味を感じさせないスッキリとした風味のコーヒーを
好む方にオススメのポットとなっています。

しかし細い注ぎ口のため太い注湯ができません。
最後に一気に注ぎきるドリップ法には向いていないので注意してください。

『アイリスオーヤマ 電気ケトル』

相場:6,800円
オススメポイント

・5℃刻みで温度調整ができる
・インテリアに馴染むアンティーク調のデザイン


60℃~100℃の間を5℃刻みで温度調整が可能となっています。
加えて保温機能も付いているためお湯を事前に沸かしてスタンバイさせておくことができます。

どんなお部屋にも馴染みやすいアンティーク調のデザインはインテリアとしても活躍します。

なぜ上級者向けにしたかというと
ケトル本体が他製品に比べて重さがあるため
慣れるまでは安定したドリップが難しくなります。

しかし慣れれば重さがある分、水流に遊びを加えて
ドリップすることもできるのでぜひオススメです。

番外編|色んな場面で使えるドリップケトル

『カリタ 銅ポット』

相場:13,200円
オススメポイント

・熱伝導率がステンレスの約25倍
・使うほど味が出てくる
・インテリアといても優秀


高級感ある見た目で気分があがるコーヒーポットとなっています。

インテリアとしても活躍しますが、
コーヒーポット本来としての機能も劣っていません。

その一つとしてステンレス製のコーヒーポットよりも
熱伝導率が約25倍であることがあげられます。

優秀なうえにポットが全体的に熱くなるので取り扱いには十分注意が必要となります。

使えば使うほど味が出るので
長く連れ添いたいアイテムとなることでしょう。

『ユキワ コーヒードリップポット』

相場:3,800円
オススメポイント

・1人分に最適なサイズ
・軽量でアウトドアなど持ち運びやすい
・狙った所に少量ずつ注ぐことができる


趣味としてソロキャンプにハマる人が増えています。

キャンプへ行ってもコーヒー摂取はやめられませんよね。

そこで場所をとらず、繊細なドリップ実現してくれるコーヒーポットが必要となります。

このユキワのコーヒードリップポットはこの条件をクリアしています。

ただし容量が250mlと小さいので2杯以上のドリップはできません。

毎日のコーヒーを美味しくいれよう

コーヒー豆の品質によって風味は大きく左右されますが、
コーヒー器具一つ一つをこだわることでも美味しいコーヒーへと変わります。

もちろん性能が優れたものほど値は張ります。

しかしドリップケトルはそうそう買い替える必要がない
コーヒー器具なので思い切って
いい値段の物に手を伸ばしてみてはどうでしょう。

少しの妥協でもコーヒーの風味は変わってしまいます。
優れた器具を使いこなして美味しいコーヒーを淹れましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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