溶けるほど美味しい「氷コーヒー」の作り方と飲んだ感想

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自分で抽出したコーヒーを凍らせて氷にする文化が前から存在することをご存知でしょうか?

「なぜコーヒーを凍らせて氷にするのか?」

「どんなときに使うのか?」

氷コーヒーの謎に迫ります。

Contents

「氷コーヒー」とは?

『氷コーヒー』とは抽出されたコーヒーを冷やし固めて氷にした後に水または牛乳に入れた物のことを指します。

コーヒーに何かを加えるアレンジコーヒーはいくつもありますが、
コーヒーを氷にしてしまう発想には正直驚きました。

しかしちゃんとした理由があって氷にしています。

コーヒーを氷にする利点

そもそもなぜコーヒーを凍らせて氷にしようとなったのか。
それはアイスコーヒーが大きく関係しています。

皆さんもアイスコーヒーを作る際、コーヒーを抽出した後氷を足して急冷を行いますよね。
この氷を足したことでコーヒーがどんどん薄まってしまった経験はありませんか?

ここで発案されたのがコーヒーを凍らせて氷を作ることでした。
こうすることで溶けるたびにコーヒーの風味が増すようになります。

では実際に作ってみましょう。

コーヒー氷のレシピ

コーヒー氷を作るのは至ってシンプルなレシピになります。

今回は自分でドリップしたコーヒーを使ったコーヒー氷の作り方をご紹介します。

<レシピ>
コーヒー豆 30g
お湯 160ml(90°)
氷 160g
抽出時間 2:35(内蒸らし30秒)
抽出器具 Kalita 3つ穴式

上記のレシピでまず急冷のアイスコーヒーを作ります。

コーヒーをドリップしている様子 コーヒー氷

氷が溶けきったら製氷皿にコーヒーを移し、冷凍庫にて固まるまで入れたら完成です。

コーヒーを凍らせて氷にする

ここでコーヒー氷を使ったレシピもご紹介しますが、実はコーヒー氷はミルクを加えてアイスカフェオレとして飲むのがポピュラーです。

理由としましては、普通にアイスコーヒーとして飲むにはコーヒーを加えるとだんだんコーヒー氷が溶けたときに濃ゆくなってしまい、逆に水を加えるとコーヒーがある程度溶けるまで味が溶け出さず薄ーいコーヒーのため
「それなら普通に急冷のアイスコーヒーを飲む」
となってしまうためです。

コーヒー氷を作る際にはドリップコーヒーだけでなく、
市販のアイスコーヒーやインスタントコーヒーを使っても作れるため
自宅で簡単に仕込むことができます。

コーヒー氷vsアイスカフェオレ

またまたここで疑問が1つ生まれました。
急冷アイスコーヒーにミルクを加えたいわゆる一般的なアイスカフェオレとこのコーヒー氷にミルクを加えて作るアイスカフェオレとではどちらが美味しいのでしょうか?

これは対決するしかありませんね。

コーヒー氷を使ったレシピは先ほどのレシピで作ったコーヒー氷にミルク150mlを加えると完成です。

急冷アイスコーヒーで作るレシピ
コーヒー豆 14g
お湯 140ml(89°)
抽出時間 1:46(内蒸らし30秒)
抽出器具 Kalita 3つ穴式
氷 100g
ミルク 60ml

アイスカフェラテとコーヒー氷を使用したアイスカフェラテの飲み比べ
左:急冷アイスコーヒーにて 右:コーヒー氷にて

ではさっそく飲み比べてみます。

急冷アイスコーヒーにミルクを加えたアイスカフェオレは、安定の美味しさを感じます。
が、やはり時間が経つと氷が溶けて多少薄くなりますが、問題ない範疇と思われます。

反対にコーヒー氷で作ったアイスカフェオレは、最初はほとんどミルクの味しかせず飲み終わる頃に程よいバランスになりました


つまり今回の検証では急冷アイスコーヒーにミルクを加えて作るアイスカフェオレの方が美味しく飲めると思われます。

また次の機会までにレシピを見直してコーヒー氷を上手く活用するレシピを考えたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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