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ルワンダのコーヒー生産について
「千の丘の国」で知られるルワンダは1904年にドイツ人宣教師が持ち込んだコーヒーによりコーヒー生産国としての歴史がスタートしました。
ルワンダではコーヒーの少量生産により価値が付き1990年代では国内で最も価値のある輸出品として扱われましたが、
1994年にルワンダ国内で起きたジェノサイド、さらにその後のコーヒー価格の急落が追い打ちを掛け、ルワンダのコーヒー生産は一時大打撃を受けました。
しかし、2004年には米国国際開発庁の支援によりルワンダ初のウォッシングステーションが建設され、その後多くのウォッシングステーションが建てられました。
そのため今でもルワンダではウォッシュトの精製をメインとしたコーヒー生産が行われています。
ちなみに、2011年まではアフリカ唯一のCOE開催国として知られていました。
ルワンダ スカイヒルとは?
ルワンダ スカイヒルとは「千の丘の国」として知られるルワンダの美しい景色から名前が取られており、フルーティーで複雑なフレーバーをもつコーヒーです。
ルワンダ産のコーヒーでは他の生産国とは異なり農園まで遡って確認することは難しいですが、
一般的にどこのウォッシングステーションから来たものなのかまでは分かります。
今回私が準備したものは、
ルワンダ西部ニャマシェケ地区にあるブシュケリ ウォッシングステーションのものです。
品種はブルボン種になります。
生豆をハンドピックしてみた感想
1キロばかりハンドピックしたみたところ、
欠点豆が1kg辺り約120g、別で集めたピーベリーが38gでした。
最近の豆は大体何処もこんなものかなー、と思います。
むしろ綺麗なくらいです(笑)
生豆の香りはやや発酵臭があるといった感じで特別臭い、良い香りといったことはなかったです。
ルワンダ スカイヒル焙煎してみた
ということで、実際に焙煎をしてきました。
チャフはやや大きめで綺麗に剥げるので掃除が楽ですね。
最近はブラジルのナチュラルやハニープロセスの焙煎が多かったので、
この綺麗に剥がれていく感じには若干の感動すらあります(笑)
今回はシティローストで仕上げました。
香ばしい香りがたまらんですね( ^ω^ )
ルワンダ スカイヒル飲んでみた感想
今回はペーパーリンスなしのHARIO v60で淹れてみました。
豆12gに対して、注湯量約170mlで完成が150mlくらいです。
ちなみにお湯の温度は90℃です。
まろやかともいえる苦味と香ばしさが癖になる味わいですね。
苦味にもキレがあり、かなり飲みやすいです。