農園によって色んな種類がある「マンデリン」 コーヒー豆一覧

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インドネシア産のコーヒー豆を代表するコーヒー豆と言っても過言ではない「マンデリン」の全てを知りたい。

そんな思いからこの記事を書くことを決めました。

マンデリンと言えども色んな種類が存在するのです。

「マンデリン」とは?


たくさんの島々からなるインドネシアではコーヒー生産が世界第4位とコーヒー生産大国に名をはせるほどの量になっています。

そんなインドネシアでコーヒーの栽培が始まったのはまだオランダの植民地化にあった17世紀末頃になります。
当時は栽培されているほとんどのコーヒー豆がアラビカ種でした。

順調に生産に励んでいましたが20世紀に入った頃に急激にさび病が流行り、コーヒーノキは壊滅寸前となってしまいました。


しかし何とか生き残ったアラビカ種をスマトラ島のマンデリン族が植え替えて栽培したことでマンデリンが生まれました。


このマンデリンは今では様々な種類が存在します。

栽培している農園などによって少しずつ風味が変わるのでぜひご覧ください。

マンデリンだけの変わった精製方法


普段コーヒー豆の精製方法と聞くと、ナチュラル式やウォッシュド式、セミウォッシュド式などがメジャーかと思います。

しかしこのスマトラ島では独特な精製方法によって生豆を取り出しています。
その名も「スマトラ式」です。

ではなにが異なるのでしょうか?


大きく異なる点は乾燥しきる前に脱殻(だっかく)を行う点になります。

スマトラ式の精製方法の手順は以下の通りです。
果肉を取り除く

ミシュレージ除去

乾燥

脱殻

乾燥

この内1回目の乾燥までは農家で各自行っています。
他の国では収穫したコーヒーチェリーは全てまとめて精製を行うのが普通ですがスマトラ島では各農家で行うのが普通となっています。

ちなみにこの時の乾燥は完全に乾燥させるのではなく水分量がおよそ半分くらいになるまでにします。

そうして水分量が50%くらいになった豆を脱殻して生豆を取り出します
乾燥しきっていない状態で脱殻を行うので生豆が割れやすい傾向にあります。

ではなぜ乾燥しきらずに脱殻を行うのでしょうか?

乾燥を2回に分けることで1回ごとの乾燥に要する時間が短くなります。
インドネシアではコーヒーチェリーの収穫時期に雨が降ることが多いため1回ごとの乾燥の時間が短いほうがしっかり乾燥することができるというわけです。

ゴールド トップ マンデリン


かなり名前からして強そうな感じがしますよね。

このコーヒー豆はスマトラ島北部に位置するリントン地区の限定農園で栽培されています。

特に品質がマンデリンの中でも一番と言われているほど最高品質のコーヒー豆になります。
これほどまでに品質の高さを評価されているのには理由があります。

それは完熟したコーヒーチェリーのみを一粒ずつ丁寧に収穫し、セミウォッシュ加工と天日乾燥によって取り出された生豆であるためです。

さらにこの後、2回のスクリーニング(コーヒー豆の大きさを揃える作業)と4回のハンドピック(欠点豆をはじく作業)によって厳選されたコーヒー豆のみが出荷されるため最高品質と謳われているのです。

マンデリン ゴールド トップ コーヒー豆の写真
マンデリン ゴールド トップ コーヒー豆


ゴールド トップ マンデリンはフルシティローストからフレンチローストの焙煎度合いが甘味と苦味のバランスがとれていてベストだと考えました。

このコーヒー豆を使ったおすすめのいれ方をご紹介いたします。


<おすすめのいれ方>
コーヒー豆 18g
抽出量 280ml
抽出時間 3:04
湯温 82℃
抽出器具 Kalitaウェーブドリッパー

マンデリン ゴールド トップ Kalitaウェーブドリッパーにて抽出

マンデリン ワハナ ロングベリー


こちらはマンデリンの中で少し変わったコーヒー豆かと思われます。

このコーヒー豆を栽培している“ワハナ農園”は2005年にインドネシアの輸出業者大手サリマクムール社が設立した農園です。

この農園は『地域全体の品質向上』を掲げており、品種の研究や栽培のノウハウの共有などの試験農場としての役割も担っています。


そんな農園で育てられたコーヒー豆の風味はいかがなものなのでしょうか?

マンデリン ワハナ ロングベリー コーヒー豆の写真
ワハナ ロングベリー コーヒー豆


あきらかに細長く大粒なのが見て取れます。

ワハナ ロングベリーはほのかに広がる甘味をぜひ感じてほしいコーヒー豆なのでシティローストからフルシティローストでの焙煎がおすすめです。


続いておすすめのいれ方をご紹介します。

マンデリン ワハナ ロングベリー ハリオv60にて抽出


<おすすめのいれ方>
コーヒー豆 12g
抽出量 140ml
抽出時間 2:43
湯温 84℃
抽出器具 ハリオv60

複雑な味わいの中にしっかりと甘味がありゆっくり味わって飲みたいコーヒーです。

1日の疲れを癒す1杯にいかがですか?

マンデリン ブルーリントン


このコーヒー豆はマンデリン、いえ、インドネシア産のコーヒー豆全ての中でも最高級の品質を誇るといってもいいほど高品質のコーヒー豆です。

スマトラ島北部、トバ湖の南西に位置する“リントン・ニフタ地区”で生産されたコーヒー豆に限定したコーヒー豆になります。

取り出された生豆はG1よりも厳密にハンドピックが行われており、最高級に美しく、形の整ったものだけを残すため他のマンデリンに比べて欠点豆の混入率が低く、品質の高いコーヒー豆となっています。


この品質を守るために輸出や管理する倉庫には定温を保つ機能がつけられています。

マンデリン ブルーリントン コーヒー豆の写真
マンデリン ブルーリントン コーヒー豆


<おすすめのいれ方>
コーヒー豆 15g
抽出量 280ml
抽出時間 2:45
湯温 85℃
抽出器具 ハリオv60


コクがあり、濃厚な味わいですがくどくないので飲みやすいコーヒーです。

たしかに質の高い苦味で香りも広がり非常に美味しいと感じました。

これはぜひ一度は飲んでみることをおすすめします!

マンデリンG1


こちらのコーヒー豆は一般的に多く出回っているコーヒー豆かと思われます。

まず名前にもついている“G1”とはこのコーヒー豆の等級を指しています。

インドネシアではコーヒー豆は欠点数(欠点豆の少なさ)によって等級が定められます。


欠点数が300g中
0〜11個 =G1
12〜25個 =G2
26〜44個 =G3
45〜80個 =G4
81〜150個 =G5
となります。


つまりG1とは一番等級の高いコーヒー豆になります。


品質が良いのに比較的安価な値段で購入することができるため定期的に購入する人も少なくないかと思われます。

またカフェや喫茶店でもマンデリンを置いている店は私が今までたくさんのカフェ巡りをした中でたくさんあったように感じました。

以前働いていたカフェでもマンデリンを飲むためにわざわざ足を運んでくださっていたお客様がいました。

マンデリンG1 コーヒー豆の写真
マンデリンG1 コーヒー豆


おすすめの焙煎度はフルシティローストからフレンチローストほどの深い焙煎になります。

マンデリン自体が非常に苦味に特化した味わい深いコーヒーなのでコクの出る深煎りでじっくりと楽しむコーヒー豆に仕上げるといいかと思われます。

さて続いて美味しいいれ方になります。

<いれ方>
コーヒー豆 17g
抽出量 300ml
抽出時間 4:00
湯温 93℃
抽出器具 コーヒープレス

マンデリン コーヒープレスにて抽出


コーヒーオイルと共にダイレクトにくる風味が楽しめるコーヒープレスを採用しました。

コーヒープレスで抽出したことによってコクに深みが増し美味しさが増したように感じました。

カフェインレス マンデリン


コーヒーを飲みたくてもカフェインを摂取できない状況にある人もいるかと思われます。
妊婦さんや胃腸が弱っている人なんかは特にそうですよね。

そんな方でも安心して美味しいコーヒーを飲むことができます。


それは“カフェインレスコーヒー”です。

名前の通り普通のコーヒーに比べてカフェイン含有量が0.2%ほどしか含まれていないコーヒーになります。
私も胃が弱っている時にはカフェインレスコーヒーにお世話になっております。


ちなみにカフェインレスコーヒーはあまり香りもなく美味しくないと言った声が多くありましたが、最近ではカフェインを取り除く技術も上がってきており、風味を損なわないように細心の配慮が行われているため美味しく飲むことができます。

カフェインレス マンデリン コーヒー豆の写真
カフェインレス マンデリン コーヒー豆


見ての通りカフェインレスのコーヒー豆は焙煎すると普通のコーヒー豆に比べて黒くなりやすい傾向にあります。

ですのでもし自分で焙煎をするとなった時には色だけで判断しないように気を付けると美味しく焼くことができます。


<おすすめのいれ方>
コーヒー豆 12g
抽出量 150ml
抽出時間 2:26
湯温 82℃
抽出器具 ハリオv60


ゆっくり丁寧なハンドドリップによって優しく包み込んでくれるようなほろ苦さがたまりません。

これだけ美味しくてカフェイン量も押さえられるので何杯でも飲んでしまいそうです。

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