皆さんは紅茶とコーヒーのどちらを飲もうか迷ったことはありませんか?
私は割と多い頻度でこの悩みを持つことがあるのですが、
そんなときこのコーヒーが頭に思いつきます。
このコーヒー豆は紅茶のような香りも楽しむことができるのです!
Contents
エチオピアのコーヒー生産について
今回紹介する「シダモ グジG1 ナチュラル」はエチオピアにて
栽培されたコーヒー豆になります。
エチオピアでは古くからコーヒーの果実を煮たものを飲用する風習があり、
それが諸国に伝授されたと言われています。
それほどにコーヒーの歴史と深い関わりがある国なのです。
そんなエチオピアは2000mもの高地に位置する平地を持つアフリカ東部の国で、
国土は日本の約3倍程度あります。
コーヒーの生産が主な産業で、経営収入の約60%の割合を占めています。
生産量の半分は自国内で消費されるため、「コーヒー大国」とも言われています。
生産での一工夫
エチオピアでは昔から「アフリカンベッド」という
藁を敷いた乾燥棚の上にコーヒーチェリーを広げて、
天日干しをする方法がとられています。
このナチュラル方式によって作られるエチオピアの豆には
「モカ香」と呼ばれる独特の香りがあり、
この香りの虜である人は少なくありません。
ワインのような風味などもまた魅力的ですよね。
エチオピア産で国の南部に位置するシダモ地区は、
水源が豊富で選別作業に適した傾斜地も多いので
水洗式精製に適した最高の場所なのです。
ここで収穫されたコーヒー豆は密度が高く、
火が通りにくいため、深煎りに焙煎するとより風味が引き立ちます。
今回は私も深煎りを頂きました。
ナチュラル製法で精製されているので、
果実のようにライトで透き通った酸味と、なめらかな甘さの余韻が魅力のコーヒーです。
実際に淹れてみた
![シダモ グジG1](https://i0.wp.com/tipsofcoffee.com/wp-content/uploads/2019/01/F38D89B5-0ACB-4DF8-9570-E0067EC26A53-982x1024.jpeg?resize=491%2C512&ssl=1)
最初に話したように軽い飲み心地で香りが華やかなため紅茶、
特にレモンティーのような香りと例えられるのも納得です。
私は個人的に滑らかな舌触りとかすかなベリーのようなフレーバーも感じました。
またこのコーヒーは飲んだ瞬間よりも
後からくるやさしい甘みの余韻に強い定評があるので、
飲んだ後もいっとき風味に浸ることができますね。
余韻が残ると聞くと、苦い感じが残ると思う方もいると思うのですが、
この豆はほんとに終始やさしいので嫌な感じはしませんでした。
クセのないコーヒーなので紅茶好きな人でも
今日からコーヒー好きになるかもしれません(笑)
一度手にしてみてはいかがでしょうか?
エチオピア産のコーヒーに興味を持った方は、
他にもイルガチェフやモカ、ハラーなどの豆もぜひ手にしてほしい一品です。
エチオピアのコーヒーについては下の記事もぜひ参照ください!