焙煎初心者に優しい アウベルクラフト 焙煎キット レビュー

スポンサーリンク
この記事は約9分で読めます。

コーヒーにハマればハマるほど色んな過程を自分で行ってみたくなるのが人の性というものですよね。

初めはカフェで働いていたことで、サイフォンとフレンチプレスでのコーヒーの淹れ方を学びました。
もっともっとコーヒー抽出の奥深さを感じたいことから自宅にてハンドドリップでのコーヒー抽出も始めました。


それから月日を重ねるごとに私の中である想いが芽生えました。
毎日新鮮なキレイに膨らむコーヒーを飲むにはどうしたらいいのだろうか?
そうだ・・・

「自家焙煎に挑戦しよう!」

こうなってからは早いもので初心者でも簡単に焙煎を始めることができるというワードに着目し、“アウベルクラフトの焙煎キット”の購入に至りました。

焙煎とは?

“そもそも焙煎とは何か?”

「そんなの常識でわかるだろ!」という方は次の項目に進んでくださって大丈夫です。

今から焙煎を始めるという方のために簡単にではありますが焙煎について説明をさせていただきます。


まず焙煎というのはコーヒー抽出と同様、もしくはそれ以上に奥深いものを感じます。
一言では表せないのですが一般的に、
“生豆に強い熱を加えることで水分やガスを抜き、香りや風味を生み出す”
工程と認識されています。

つまり元々生豆が含有しているタンパク質・ショ糖・クロロゲン酸を熱エネルギーによって反応を起こすことで「旨味」や「コク」、「香り」「苦味」「酸味」などコーヒーの風味を生み出しているということになります。


だいぶざっくりとした言い方ですが、しっかり説明しようとするとかなり長い話になってしまいますので、また次の機会に焙煎についてしっかり語らせていただきたいと思います。

アウベルクラフト 焙煎キットのここがすごい!

アウベルクラフト 焙煎キットがなぜ焙煎初心者に優しいのか気になりますよね。

そこで焙煎キットの長所を多々挙げていきます。
かなりたくさんの工夫によって初心者でも簡単に焙煎が行えるようです・・・。

〜使用用途に合わせて選べる2つのタイプ〜

サイズを2種類から選ぶことができ、
自分の趣味として少量ずつの焙煎でいいという方は一度に100gまでが目安の「スタンダードタイプ」、
自家焙煎を始めるため多量の焙煎を好むという方は一度に200gまでが目安の「Lタイプ」があります。


選べるのはサイズだけではありません。
網のメッシュも2種類から選ぶことが可能です。


まず網目が“2.5mm”タイプになります。
こちらは網目が細かいため小さい豆も外に出ることがないです。

また焙煎の際に出るチャフ(薄皮)が外に出にくいためコンロ周りの掃除が少し楽です。
ただ、外に出ない分豆と一緒に網の中にチャフが溜まってしまうので豆をザルなどにあげたときにドライヤーなどで飛ばす工程が必要となります。


もうひとつが網目が“5mm”タイプです。
こちらは先ほどの網よりかなり網目が大きいため、焙煎度合が目視で確認しやすいです。
が小さい豆だと外に飛び出してしまうことがあります。なるべく大粒の豆を焙煎するほうがいいですね。

チャフの問題については先ほどと逆で網の中にはほとんど残らず外に出やすいのでコンロ周りの掃除が少し大変です。


ちなみに私は多量の焙煎が可能で、色んな生豆に対応できるものを好んでいたため、Lサイズの2.5mmのメッシュのものを購入しました。

Lサイズ 2.5mmメッシュ

〜焙煎機には珍しい!?四角形〜

焙煎カゴは通常筒状のものが主流で、四角いカゴの形をしたものは非常に珍しいと言われています。

四角形にすることで大きく撹拌され、焙煎のムラを抑える利点があります。
更には焙煎カゴの内側に2枚の天使の羽根がついています。
とまあ、冗談はさておき2枚の羽根が付いているのは事実になります。

この羽根が付いていることによってより中の豆がかき回されて均一に焼くことが可能となるのです。

写真では見づらいのですが中に薄い板2枚がついています。

〜刻まれた風防〜

大きな四角形の焙煎カゴを支えているのが高さのある風防です。
風防は高さが cmあり、この風防があることによって熱効率があがる作用が見られます。

もう一つこの風防には他とは違う特徴があります。
それは・・・


なんと全部で16ヶ所に切り込みが入っていることです。
なぜここまで切り込みを入れる必要があったのか、、、
というのも家庭で焙煎するために作られているため、四角形・五角形・六角形の五徳全てにフィットするように設計する結果これほどまでに切り込みを入れる手段に出たというわけです。

16カ所の切り込み




ちなみにこの風防の中に遠赤ネットを取り付けますがこの遠赤効果で豆がよく膨らむようになります。

この網が“遠赤ネット”です。

注意項目!

少し手間のいる組み立て
ネットにて注文したおよそ2、3日ほどしたら(日にちや天候によって多少の誤差はあります)部品ごとに分けられた状態でダンボールにて配達されます。

中にはちゃんと組み立ての手順の書かれた紙が入っているのでそれを見ながら自分でドライバーとペンチを使って組み立てていく必要があります。
公式では組み立てに要する時間は20〜30分と表記されていますが、私は30〜40分ほどで組み立てることができました。

このような組み立て作業を一切したことがない私でも何とか無事に組み立てることができましたので難しいということはありません。安心してください。



家庭用コンロだと難しい??
家庭用のコンロには“加熱防止センサー”といって火力を自動的に調整する装置が付いていることが多々あります。

加熱防止センサー(油汚れには目を瞑ってください…。)


上記の写真のように加熱防止センサーが付いていると、遠赤ネットに反応して火力が弱まったり、最悪消えてしまう可能性があります。
焙煎中に火が消えてしまうほど恐ろしいことはないです。

私も初めの頃はこのセンサーが付いた家庭用コンロで焙煎を行なっていましたが50gの焙煎に1ハゼまでに12〜13分ほど時間を要していたりとかなりじっくりな焙煎で少し初心者には不安が大きすぎました。

そこでなるべく“カセットコンロ”にて焙煎することを推奨します。

焙煎するにあたって

このアウベルクラフト 焙煎キットで焙煎をするには他に自分で用意するべきものがいくつかあります。

<焙煎に必要なもの>
・カセットコンロ(ガスボンベも)
・軍手(厚手のものとインナーのようなものの2枚)
・ザル
・バット
・ドライヤー
・うちわ(扇子または扇風機でも可)
・タイマー(ボタン式のもの)
・ロート(生豆を入れる窓が小さく手作業で入れると確実にこぼしてしまうのであると便利です)

焙煎に必要なもの


これらを用意できましたら、いよいよ焙煎を始めることができます!


と、ちょっと待ってください!!
どの焙煎度合でローストを考えていますか?
まさか家の中で何の対策もなしにフレンチローストにしようとしてませんか?


私としたことが焙煎キットの大きな注意点を忘れていました・・・。


焙煎において1番厄介なのが「煙」と「匂い」です。
特に煙においては、家の中でする際かなり懸念される事案となります。
予想以上の煙がモクモク発生し、下手したら火災報知器が鳴ってしまう恐れもあるので必ず換気扇を1番強い風力で回し、さらには部屋の窓と対向線上の窓もしくはドアを開けて風が抜けるようにした状態で焙煎を行なってください。

もしマンションやアパートなどにお住みの方は近所の方への配慮を忘れないようにお願いします。

アウベルクラフト 焙煎キットで焙煎しよう


いよいよ焙煎に取り掛かろうと思います。

今回焙煎する豆はーーーー

「ブラジル サントスNo.2」です!!


旨味をしっかり引き出すようにミディアムロースト(1ハゼ終了時点まで)にて焙煎していきます。


まずスケールを使って生豆を焙煎したい量測ります。
ここでポイントがあります!
焙煎すると豆に含まれる水分量が減るため最終的に重さが減ります。

なので事前に測る際に気持ち10〜20gほど多めに測っておくと目的量焙煎することができます。

100gの焙煎になるように約120gにしました。


測った豆を焙煎カゴに入れていくのですがここでも注意ポイントがあります!

豆の出入り口の窓があるのですが、こちらが狭く手やカップから直接入れるのはかなり至難な技となります。
ここで先ほど紹介したロートの出番です!

ロートを出入り口の窓に差し込んでこぼさずに豆を移動させましょう。


移し終わったら窓を閉めてカセットコンロにセットします。
とその前に、新品であれば心配ないのですが使っていく度に焙煎カゴと風防を合体する部分が錆びて“キーッ、キーッ”と金属同士を擦り合わせたような音がしてきてしまいます。

そうなってしまうとハゼ音も聞き取れなくなってしまいますので使う前に爪楊枝に油をつけて重なる部分に油を塗る一手間を加えるだけで解決しますのでお手入れもしっかりしてあげましょう。

油をつけている様子


ここまできたらようやくカセットコンロに焙煎キットをセットして焙煎開始です。
私は火の強さは弱火よりの中火でいつもしていますが、強火でも弱火でも焙煎は問題なくできますが所要時間など異なりますので自分に合った火加減を見つけましょう。


焙煎方法につきましてはハンドルをおよそ1秒一周ほどのスピードで回すだけなので至ってシンプルです。

2:13経過時点の様子


焙煎を進めていくとだんだん香ばしい香りが広がってきます。
その後生豆が緑色から褐色に変化してきたと思ったら「パチッ パチッ」と花火がはじけたような大きな音が聞こえてきます。

これこそが「1ハゼ」と呼ばれている現象になります。
この1ハゼが最も激しくなった時点で焙煎を止める目安が「シナモンロースト(浅煎り)」と言われています。
(コーヒー豆量や種類、火加減などによって異なりますのであくまでも基準としてお考えください)


続いてこのパチッ パチッという音が止んだ頃に焙煎を止めますと「ミディアムロースト(中浅煎り)」と言われています。
今回のブラジルサントスNO.2はこのミディアムローストまでに14:26の時間を要しました。


この1ハゼが終わった後も焙煎を継続していくと次は「ピチッ ピチッ」とまるで魚が跳ねたときのような音が聞こえてきます。
これが「2ハゼ」と呼ばれる現象になります。

2ハゼは1ハゼのときに比べて音が大人しい印象です。
この2ハゼが始まったタイミングで焙煎を止めると「シティロースト(中煎り)」と言われています。


さらに続けていき2ハゼのピーク直前で止めると「フルシティロースト(中深煎り)」、ピーク時に止めると「フレンチロースト(深煎り)」、それ以上は「イタリアンロースト」となりますがこの頃合いには煙がモクモクと出ますので十分ご注意ください。


焙煎が終わったらすぐに豆をザルにあげ、ザルごとクルクル回して熱を逃がします。
これは余熱によって焙煎が進むのを防ぐためです。

ある程度粗熱が取れたらバットに移して、うちわや扇風機などで本格的に冷まします。


十分に熱がとれたら保存容器に移して寝かせます。
一般に焙煎2〜3日頃が飲み頃と言われていますが自分の好みやタイミングに合わせて飲むのが1番だと私は考えています。

焙煎キットを購入してみて

焙煎を始めていなかった頃は、すごく難しそうな印象が大きく自分に出来るのか不安でしたが、このアウベルクラフトの焙煎キットを使用してからはこんなに簡単に美味しいコーヒー豆を焙煎することができるのか、と感動を覚えました。

時間や火加減、カゴを回すスピードなど細かな変化によって味が変わるのもまた楽しく、さらにコーヒーの世界にのめり込んでしまうこと間違いなしです。


ちなみに私が嬉しかったポイントがネットで注文し、届いた際に焙煎キットと同封してお試し用の「ブラジルNo.2」「コロンビア スプレモ」「グアテマラSHB」の生豆が各50gずつ入っていました。

やはり何事も始めるときが1番重要と考えていますが、こんな心遣いを受けて喜ばずにはいられませんでした。
このお試し用の生豆のおかげで改善点など学ぶことが多く、今の焙煎に繋がっているといっても過言ではありません!

ぜひ焙煎を始めようと考えている方はアウベルクラフトの焙煎キットを購入して使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました