今回はフレンチプレスを使って水出しコーヒーを作ってみました。
水出し用のコーヒーポッドや抽出器具をまだ持っていないという方は、
ぜひ一度フレンチプレスを使った水出しコーヒーを試してみてください。
フレンチプレスで手軽に水出しコーヒー
水出しコーヒーとはコーヒー粉と水が長時間触れ合うことで、
抽出されるクリアな味わいを持つコーヒーです。
要するに水にコーヒー粉を浸しておけば出来るわけです。
お湯に浸けてコーヒーを抽出するフレンチプレスと淹れ方が似ていますね。
ということで、フレンチプレスで水出しコーヒーが出来ないか試してみました。
ちなみに通常の水出しコーヒー用のポッドがこちらになります。
大容量で一回で八杯分ほど仕込めます。
クリアかつ濃厚な味わいのコーヒーを大量にお手軽に作ることが出来ますので、
夏場なんかはかなり重宝します。
フレンチプレスを使った水出しコーヒーの淹れ方
早速準備して淹れていきたいと思います。
淹れ方はシンプルなので必要なものはそれほど多くありません。
準備するもの

・フレンチプレス
・コーヒー豆:20g(微粉カットする方は少し多めに準備しておく)
・スケール
・コーヒーミル
・茶こし
基本的に必要なものは以上です。
水などすぐに準備できるものは割愛しています。
プレス水出しコーヒーの抽出方法
まずはコーヒー豆をフレンチプレスと同様に粗挽きで必要量挽きます。
3gほど多めに挽いて茶こしで微粉をカットするとよりクリアな味わいになります。
コーヒー豆と水の比率は1:10が1番美味しく、
安定した風味を引き出せるように感じました。
この辺りは慣れてきたらご自身の好みで調整するのが良いかと思います。
今回は20gで200mlの抽出(1杯分)を行います。
挽いたコーヒー粉をフレンチプレスにセットしたら200mlの“水”を注ぎます。

ここでワンポイント!
注いだ水とコーヒー粉がよく馴染むように、
上の方を刺すようにザクザクとスプーンを入れます。
時間おいてからこの作業をする場合もありますが、
私はできるだけ作業を1度にまとめて後は、
放置する方法をとりたいので注いだ直後にスプーンを入れます。

スプーンで攪拌したらプレスにラップをかけて冷蔵庫にて約8時間漬け置きます。
プランジャーを上げたまま冷蔵庫に入れると邪魔になりますので、
フタは別のところに置いておいてください。
8時間経ったら冷蔵庫から出し、
抽出されたコーヒーをペーパーフィルターでろ過します。
通常の水出しポッドでは濾過するメッシュフィルターが非常に細かくなっており、
微粉などはあまり通りませんがフレンチプレスで淹れたものは、
かなり微粉を通してしまいますのでペーパーフィルターでろ過した方が美味しいです。
ペーパーフィルターでろ過しなくても飲めることは飲めます。

これで抽出完成です。
飲んでみた感想

クリアでなめらかな口当たりなのにしっかりと苦味を感じます。
飲みごたえのあるコールドブリュコーヒーという印象を受けました。
今回使用した豆は“グアテマラSHB 深煎り”で、
水出しコーヒーにしても驚くほど甘みをしっかり感じることが出来ました。
一人暮らしなどで1〜2杯分の仕込みで充分な方、
水出し用ポッドを持ってない人などはフレンチプレスで、
水出しコーヒーを淹れてみるというのはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。